【国際線機内は鬼門】語学弱者の海外暮らし

コミュニケーション(英語・中国語)

【過去ブログ記事をリプレイスしています】

しんちゃお。

Wi-Fiがまたしても5時間止まりました。

リモートで勝手に止めるのほんまにやめて。
開通後もPCが立ち上がらなくなって、下書きはどこか宇宙の果てへ飛んでった。(+_+)

入力した分を返して~!
くろまめ入力は速いけども、ブログ書くのは実に遅い。
奥さん想像つかないだろうけど1記事書くのに正味3日はかかるよ。

貴重な入力分を返して欲しい。(泣)

 

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【国際線機内は鬼門】語学弱者の海外暮らし

このブログを読んでるひとは大方くろまめが、からっきし語学に弱いことを合点承知の助だと思うけど、もしやまだ勘違いしている人はいないだろうか。

というのも、先月、イクラちゃんという同級生と電話で話してたとき
「それだってぇ、まめちゃんはアレでしょ?
もう海外も長いから英語はペラペラだもんね?」って言われてぶっ飛んだ。

海外に住んでる人はある程度語学ができるんじゃないか?

ノンノン!!!そんなわけあるかいっ!

住んでるだけで勝手に上手くなるなら苦労はないぜ、まったく。

シンガポールに5年、ベトナムに1年。
トータルで6年も住んでるんだから、英語だってなんとかなってるんじゃないかっていう

その勘違いすごくヤダ。

ぶっぶー!なってまへん!

住んでるだけで上手くなるなら語学学校要りまへん。

 

生活で英語を使う場面より、予想外に困るのが一時帰国。

え?なんでかって?
だって一時帰国で乗るのは国際線だからさ。

ひとりで行き来してるとそりゃ困ることあるアル。

だって隣に座るのは多国籍の、しかも赤の他人だもの。

今はコロナで1年近く帰国できていないけど、行き帰りの国際線で会話に困って往生することが多い。
それでも住んでるのは東南アジアだからまだ良いよね。
これがアメリカやらヨーロッパやらに住んでるとしたら長時間過ぎて草。

というか、この語学力じゃ生活にも困ってるはず。

国際線に乗ってくる人って「国際線乗ってる人はある程度語学ができる」と思いこんでるんじゃないだろうか。

 

国際線で隣に来る人の希望条件は。

 

 

隣に座る人の国籍は問わないけれど、英語圏の人が良いのかと言われれば自然と顔が引き攣るような気もするし、特にインド人の聞き取りにくい英語もさっぱりだし、かと言って話好きな中国人も困る。

しかしそこはリアルに国際線。

乗ったら当然外国人遭遇率は高まるし、隣に来る人の国籍は選べない。
希望としてはできれば行儀が悪くなく、身体が大きすぎなく、

日本語以外で話しかけてこない

これが理想的!

くろまめは英語がノンノンだし、中国語だって挨拶に毛の生えた程度。
隣に座る人によっては恐怖でしかない。

何人(なにびと)が来ても構わないけど、長い飛行時間は話しかけずにそっとしておいて欲しい。
そしたら動画もじっくり安心して見られるってもんよ。

 

語学は会話から?でも話す相手がいないのよ。

この一時帰国の直前に行った台湾への家族旅行ではタクシーやレストランでは中国語を使った。
住所はハードルが高いので、あらかじめ予定していた行き先は全部メモに書いておいた。
ホテルに戻るときは運転手さんにホテルカードを渡した。

漢字を使う国っていいよね~。

実際の中国語会話はやっぱり勉強になった。

日頃からオットは英語嫌いのくろまめに「どうせヒマなんだから時々台湾へ行って会話しておいでよ。
(シンガポールから近いし)語学学校に大枚はたくよりよほどいいよ。」と言っていた。
英語のことは何も言わなかった。

会話をしなければ語学力は伸びるはずがない。
オットが『せめて中国語だけでも少しは積極的になったらどうか』と言うのも無理はない。

なにしろ日常会話がままならないツマは海外にいても家に引きこもってるか、もしくは日本に帰ってるかどちらかなわけで、オットとしてはほどほどに厄介だろう。

 

とある一時帰国でとある学生と会話することになった。

特に思い出してしまうのが突発的な用事があって日本に帰ったある日のこと。
台北で乗り継いだので、行きも帰りも同じ列や周りの席に乗り合わせたのが全て台湾人だった。

自分が語学弱者であることを痛感したこの思い出深い出会い。

台北で無事乗り継ぎをして機内に入った。
トイレが近いので通路側の席を選んでおいた。
機内はほぼ満席。

シンガポールを早朝に出発して腹ペコだったくろまめは乗り継ぎの台北の空港でお弁当とフルーツを買った。

離陸してベルトサインが消えてしばらくしてから、お弁当をテーブルに出した。

ちょうどそのタイミングで窓際の娘が突然『今なうトイレに行きたい!』と真ん中の娘に言った。
真ん中の娘がくろまめの方をちょちよいと突いて「彼女、トイレ行きたいんだって。」というジェスチャーをした。
伝言ゲームか。

ふぁっ?

このタイミングでか〜?

とは思ったが拒否はできまい。

窓際娘はもう中腰姿勢になっている、急がねば。

狭い機内の小さいテーブルにいっぱいに広げたお弁当
(ウエットティッシュ、ご飯、スープ、おかずはよりにもよって3パックに分かれている)
をどうすることも出来ずに、あわあわと戸惑っていると、
真ん中の娘がすかさずばっとお弁当のパックを次々に取りあげ、自分の膝の上に乗せた。

 

!!!

 

おお、グッジョブ!娘っ子!

おいらはテーブルを素早く畳み、通路に出てトイレ娘を通す。

ふーっ

手際の良かった真ん中娘に礼を言った。

真ん中娘はにこにこしてなんとも愛嬌がある。

ほどなくしてトイレ娘が戻って来た。
席に戻って真ん中娘から弁当を受け取り、再びテーブルに並べ直した。

やれやれやっと弁当が食えるぞ。

箸を取り出していざ食べよう!

…と思ったとき

今度は真ん中娘が日本の税関申告書の書き方を教えて欲しいと言う。

おまいら、少しは待てねーか?

もぐもぐしたクチで

とりあえず、おばちゃんあんまり英語うまくないねんわ。
あらかじめ
『あいきゃんなっとスピークいんぐりっしゅうぇる』と言った。

いや、うぇる程度なのか~のツッコミは要らん。

しかしそこは娘っ子、屁の河童だった。

『おー、みー、つー』と返してきた。あは。
全然動じてないわ、この娘っ子。笑

くろまめの税関申告書を出して見せながら説明した。
窓側トイレ娘も神妙な顔をしてふむふむと熱心に聞いていた。
いや、おまえもかーい。

無事に書き終えた娘っ子そこから何くれとなく話しかけてきた。

「おねえさん、台湾に住んでるんですか?」(おばさんにわざわざお姉さんといってくるのええ子やで。)

「台湾には旅行したことがありますか?」

こちらも
「何日くらい日本に滞在するか。」

「どんなことを楽しみしているのか。」

「先日ちょうど台湾旅行行ったよ。」

なんて拙い中国語と英語で会話した。

2人は台湾彰化大学の女学生で周りに座ってるのは同行している教師1名を含む10人の男女混合チームだった。
日本には実習と言う名の観光旅行で6日間過ごすと言っていた。

途中で英語も中国語にも限界が来た時には真ん中娘が窓際トイレ娘に「ちょっと訳してよ」と言った。
驚いたことにシャイな窓際トイレ娘は英語がネイティヴな上に日本語も少し話すことが出来た。

早よ言えや〜!!!
今までの説明なんやねん!

話はそれなりに盛り上がり、最後の方はキャッキャッ言ってた。
日本に行ったら買いたいものがたくさんあるんだと言っていた。

真ん中娘がリュックをごそごそして「おねえさん、ありがとう!」と台湾のチョコ菓子をくれた。

おお。

お返しと言ってはなんだけど、くろまめはいつも携帯しているお菓子の中からじゃがりことさつまりこを渡した。

そのときマイペース窓際トイレ娘は窓の外を眺めながら白い紙に何かを描いていた。

そして、おずおずと『私はお菓子を持っていないからお姉さんにこれを』と言った。

 

スケッチ!!!

しかもお、お姉さん⁉️

あんたら、ええ子やな〜(間が悪いけども)

おばちゃん号泣しそうや…笑

着陸前にはLINEを交換してくださいと言い、ふるふるして友達登録した。
窓際娘は爆睡していた。

日本に着いた時には税関の前で握手をして別れた。
娘っ子たちのグループ全員がそれぞれににこやかに手を振っていった。

ところが、空港で娘っ子たちと別れた途端、くろまめにナゾの症状がやって来た。
立ってるのもつらいほど脱力したのだった。
そして、その後に乗ったリムジンバスで爆睡したのである。

くろまめは泥のように眠りこけ、バスが終点に着いた事にも気づかないほどだった。
恥ずかしながらお客さんに起こされた。

寝ぼけ眼で家に帰ったが、日ごろ入眠障害のくろまめが、とにかく目を開けているのが辛いほど眠くて、風呂に入ることもできず(汚い)荷物もそのままで翌朝までまた爆睡した。

結局トータルで12時間も寝続けた。
中学生かっ。

起きた後はすっきりしていた。
思い返せば前日の機内から空港、空港から自宅、信じられないほど疲労困憊していたのだった。
目も開けていられないほどの眠気とだるさはなんだ?病気か?

あの異様なほどの疲れはいったい何だろう。
食事しながら、荷物を片付けながら、食器を洗いながらずっと考えた。

あ?

気づいたのだ。
疲労の原因はどう考えても慣れない異言語会話だ!

語学弱者にとって異言語を話すということがこれほどまでに疲れることなのか!
自分で自分に驚いていた。笑

ほんとに飛行機内というのは語学弱者にとって最大の鬼門だったのだ。
なぜなら、帰りも同じ目にあったからである!笑

実は帰りの機内の方が最悪だった話

 

中国語vs英語で仮死状態【国際線機内は鬼門】語学弱者の海外暮らし
日本への一時帰国は楽しいけど毎回身構える機内。“話しかけるな”オーラを精一杯出しているのに忍び寄る異言語での質問。行きでぐったり疲れた忌まわしい記憶。しかし帰りは行きにも増して地獄だった。台湾人に両側から挟まれて質問される万葉集。逃げ場のない機内…シンガポールに着いた後はいったいどうなった?

 

ちなみにこの時知り合った台湾人の品華ちゃんとはいまだに時々メッセージをやりとりしてる。

大学の教育実習で中学校に行った様子や、大学の卒業式をインスタで見ることができた。
社会人になってから知り合った恋人と楽しそうにデートしている姿を見るにつけ、成長ぶりを眺めるような気持になった。

あの気配り抜群で人懐っこい笑顔の大学生の娘が今はすっかり大人なのである。
そして出会ったときの初々しさを思い出したりしてくすっと笑ったりするのである。

 

語学弱者も悪くはないのかも。

 

 

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※記事はあくまでも個人的感想です。
くろまめには専門知識がありません。
すべての情報に関しての正確性は曖昧ですので、ご注意ください。

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