【アプリで簡単】シンガポールの賃貸探し 効率的な6つの手順

シンガポールの住まい
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【アプリで簡単】シンガポールの賃貸探し 効率的な6つの手順

シンガポールに住むことになりそうだから、賃貸物件を探したい。
なるべくお金をかけずに部屋を探したいけど、どんな方法があるのかな。
シンガポールの不動産会社に依頼したらいかにもお金がかかりそう。

会社が全部を手配してくれる駐在の方にはあまり縁のない部屋探しですが、現地採用で渡航する場合は、避けて通れない最初の課題です。
海外生活する人にとって快適な住居は何より大切な問題ですが、勝手の分からない海外での賃貸物件探しはなかなかハードルが高いですね。

でも、大丈夫です。
アプリで簡単に効率的にできる方法があります。

日本に居ながらにしてシンガポールの賃貸物件がイメージできて、物件を事前に絞ることで現地で効率的にビューイング(内覧)ができます。
効率的に回ればホテル滞在期間が短くなり、費用負担も軽くなります。
費用と時間が余ったらせっかくなので観光しましょう。

シンガポールの現地採用に帯同して5年住んだくろまめが、経験を元に住居探しのアプリ活用やシンガポールの賃貸探しの手順についてまとめました。
今回は実例を交えつつ解説していきます。

シンガポールで賃貸を探す方法は3つ

①日系の不動産会社に全面的に依頼する。
②不動産エージェントを探して依頼する。
③自分でコンドミニアムを特定して物件担当者に内覧の依頼をする。

今回おススメするのが3つ目
自分でコンドミニアムを特定する です。

ただし
✔費用を惜しまず、すべてお任せで、しかも全部日本語で対応してもらいたい。

そんな方は迷わず①です。
サイト検索して日系不動産会社へ依頼しましょう。
費用はかかりますが、物件探しはもちろん、内覧の手配や送迎、日本語での説明や契約まで全てやってくれます。
もちろん契約期間中も日本語でフォローしてくれます。

✔せっかくだから得意な英語をフル活用して費用もかけつつ希望の物件を探したい。

そんな方は②のエージェントを指定して雇いましょう。
エージェントは
ネットワークを使って物件探しをしてくれます。費用はかかりますが、自分で検索する手間は省けます。【singapore find agent】で検索すると大手のエージェントサイトがいくつかヒットします。


✔費用を最小限にして効率的に希望物件を探したい方は迷わず③です。


赴任前に自己負担で現地へ行って物件探しをする場合、ホテルの滞在費用も気になります。暑い中でのビューイングはなかなかハードです。事前に希望の物件を絞っておくと現地での物件探しは格段に楽になります。
今回は3つのアプリと6つの手順を紹介します。

1.最初に物件検索アプリをダウンロードする。

シンガポールには数種類の住宅探しアプリがあります。
その中でも秀逸なのが、この Propaty Guru です。

 

2.アプリに条件を入れてコンドミニアム名を探し出す。

賃貸の場合はRENTの方を使います。

 

 

検索条件を入力しましょう。

  • 最寄りのMRT駅
  • 建物タイプ→コンドミニアムかサービスアパートメント(お掃除付き)か
  • 予算
  • 間取り(ベッドルーム数とバスルーム数)
  • 家具付きか家具なし

 

最寄りのMRT駅がイメージできない場合はシンガポール路線図とGoogleマップの両方を使いましょう。
シンガポールは国土が狭く、端から端まで車で走っても1時間です。
日本の都市部より通勤ストレスはないですが通勤時間の目安は30分以内ではないでしょうか。

検索して出てきた物件はモデルルームの宣伝写真を使っていて実物と違うことが多いです。
コンドミニアムの名称がわかったら、その周辺のコンドミニアムを探すことも可能です。


アプリで賃貸相場を知っておくことは家賃交渉の際にも断然有利です。

 

3.アプリを使って物件担当者に連絡する。

見たい物件が見つかったら担当者に連絡してビューイングの約束を取り付ける必要があります。
表示された物件の下部分にエージェントの顔写真と連絡先が記載されています。

 

連絡を取る前に What’sAPP アプリを事前にダウンロードして自分の電話番号を登録しておくと右側の緑色のアイコンを使って簡単に連絡を取ることができます。 

What’sAPP を使えば日本の電話番号でもシンガポールのエージェントにメッセージを送ることが可能です。
もしも英語が得意でなくても、テキストのやり取りくらいでしたら翻訳アプリで十分に意志が伝わります。

内覧の時に直接会って相性がよさそうなら、別物件をビューイングをさせてもらえるかも知れません。
エージェントは通常複数の担当物件を持っています。コンドミニアムは気に入ったけど部屋が気にらなかった場合も、同じコンドミニアム内での空きユニットがあるかどうか照会を依頼してみてください。

その際は事前に別途手数料かかかるかどうかの確認もします。

4.シンガポールの交通アクセスアプリをダウンロードする。

約束を取りつけたら事前に行き方を調べる必要がありますよね。
大丈夫です。
実際ににシンガポール国内を移動するときに使える Singapore Maps
という、
これもまた秀逸なアプリケーションがあります。

 

 

グーグルマップと交通アプリを合体したような便利アプリです。

位置情報をonにしてから、行きたい場所を検索すると
自家用車、タクシー、バス、バス/MRT の4つのアクセス方法と所要時間、料金が表示されます。

 

 

シンガポールの建物にはひとつひとつにそれぞれポスタルコード(郵便番号)が付いています。
検索のときにポスタルコードを使うと、より正確になります。
物件へ行く最適な方法が分かって安心ですね。

 

Singapore Maps はシンガポールに住むことになったら必ず使うアプリです。
在住者のほとんどが利用していると言っても過言ではないほど普及しているアプリですので、実生活に入ってからもぜひ活用してください。

5.現地に行って内覧する。

部屋のチェックは日本で借りる場合とほぼ同じです。
部屋が気にいったら Propaty Guruアプリに記載されていない項目について、じっくり目で見ることをお勧めします。

熱帯モンスーン気候のシンガポールではカビや水漏れ跡がないか、築年数が古く風通しの悪い部屋の場合はクロゼット内などをしっかり点検をする必要があります。
また、足りない家具などがある場合、家具が足してもらえるかなどの交渉もしてみたら良いと思います。

シンガポール人はせっかちなので契約を急かされるケースがあっても即答しないことが大事です。
家賃は多少ですが交渉の余地があります。交渉は感想を聞かれた後に始めるのがマナー的にも好ましいと思います。(最初から家賃交渉をする人は海外でも敬遠されます)

 

6.契約(参考まで)

気に入った物件に巡り会ったらとてもラッキーです。自分をほめてあげてください。

本契約時はオーナーの代理であるエージェントと行います。
オーナー側のエージェントが別にいる場合は同時に立ち会うこともあります。

シンガポールの賃貸契約の多くは2年間です。
契約更新の際に1年契約が見受けられる程度です。1年後にオーナーが売りに出すケースもあります。

1年未満の契約は法律上認められていません。数か月の延長はオーナーの了解でショートタームとして認められることがあります。
延長分の契約書再作成などでエージェントに手数料を求められる場合があります。


2年契約の場合、デポジット(保証金)は通常家賃の2か月分です。エージェントには物件オーナーから手数料が支払われるケースが多く、通常自己負担はありません。
ただし自身が個別でエージェントを
雇った場合には全力で探してくれますが、1か月分以上のエージェントフィーが発生します。

家具家電が故障した場合はどちらの負担になるのか、一定額までは契約者が負担して、金額が大きくなった場合に折半するなどの条項もあります。

 

※以降については我が家の場合ですので、参考程度にお読みください。

この先に万が一、あなたが雇用先を解雇になった場合、家賃がどうなるのか不安はないですか?
日本の場合、解雇は労働基準法で事前通告をする決まりですが、海外では当日にレイオフされることもあります。

シンガポールの在住ビザは労働ビザと連動しています。労働ビザが切れれば当然在住ビザも切れることになりますので30日以内に国外退去しなければなりません。
そうすると残りの契約期間の家賃は借主が負担することになります。
そのため、シンガポールお役立ちウェブ の掲示板には急遽帰国となった方の居住者募集をよくみかけます。

現地採用である我が家は契約前にエージェントに条件としてお願いをしています。
2年契約の場合、最初の1年間を担保されますが、1年以後に解雇になった場合は免責する条件でした。
オーナーの理解が必要ですが、インドネシア人のオーナーは快く条件に盛り込んでくれました。
安くないシンガポールの家賃を解雇されてからも払い続けることを想像するとゾッとしますね。

当然ですが契約にはリスクが伴います。
契約内容と備品リストはじっくり照査しましょう。

最後に ~賃貸市場では日本人が有利です~

シンガポールでの部屋探しはなかなかハードですが、いろいろと発見もあると思います。
日本ではあまり見かけないプールやテニスコートも完備して南国ムード満載です。

部屋の中にはダストシュートやボンム(核)シェルター、メイド専用のトイレ・シャワーがあります。外に排気しないレンジフードや靴脱ぎスペースが無い玄関に最初は戸惑うかもしれません。

ビューイングではその違いをぜひ楽しんでください。

最後に、海外での部屋探しは実は日本人が断然有利です。
日本人というだけで、先方から値引きを提案してくれたこともあります。
貸すなら日本人がいいというオーナーさんが多いのです。
掃除の嫌いな人種が多い中、部屋を綺麗に使ってくれるのは日本人という評判があるからです。
在住の先人に感謝ですね。

効率的に内覧してあなたの希望の物件がみつかりますように。

 

実際に私が部屋探しをした様子はまた近日中に投稿したいと思います!


くろまめ

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