ベトナムは生活費が5万円って本当?

ベトナム

しんちゃお。
朝6時に上階のピアノのハッピーバースデイでめざめたアンハッピーなくろまめです。

今日はちょっと真面目なまとめ記事です。

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ベトナムに住んでみたいけど生活はどんな感じかな 

コロナが明けたらベトナムを旅してみたい。
日本から近いし、将来ベトナムに住んでみたい。
東南アジアで就職したいから国別に比較してみたい。

結構よく聞く話です。
ベトナムの都市部はそこそこ都会で、しかも物価が安いというイメージがあると思います。
では実際に住んでみたら生活ってどうなんだろう。
物価はどうなの?治安は良いの?そんな疑問を抱いている人多いですよね。

私も移住する前はそう思っていました。
ベトナムには事前知識なしに生活してみましたが、なるほどと実感したことがたくさんあります。

実際のベトナム生活を東南アジア在住6年目の私が実経験を交えて項目別にまとめてみました。

これを読んでいただけたら移住の予定がある人も安心していただけると思います。
旅行前にも押さえていたら良いポイントがありますよ。

生活費5万円ってほんとう?

ベトナムで生活していると、“生活費5万円”というフレーズをよく目にします。
ベトナム生活のキーワードとしてネット上にも多く出てきます。

“ベトナムに来たら5万円くらいで生活できますよ“、“ベトナムで暮らしに余裕をつくってみませんか“
これはもともと人材を集めるためのキャッチフレーズから出てきたもののようです。
しかしネット上では賛否両論、「極端だ、それを売りにするな、現実的じゃない」という否定的意見も多くみかけます。
日本人でも現実にそのくらいの生活費で生活している人はいます。

どんな生活スタイルにするか、価値観をどこに置くのかで生活費は決まるはずです。
世界中どこで暮らしたとしても希望する生活スタイル次第で生活費は変動しますし、それは日本でも海外でも一緒ですよね。
ただベトナムでは暮らし方次第で大きく節約できるという点でメリットがあるかもしれません。

生活費5万円以内を基準に生活するとすれば、今までなじんでいた日本の物から完全に離れる必要があります。
不便でも完全ローカルスタイルで暮らせば可能な数字です。

なぜならベトナム人の平均月収が3万円程度でそれで生活している人が多くいるからです。

上限5万円の暮らしは日本を捨てる?

ベトナムは想像するほど物価は安くありません。
実際にスーパーで買い物をしていると安いものは限定的です。お米や飲料や国産野菜などはかなり安く手に入ります。

ただ家賃も含めたリミット5万円で生活するとなれば、ある程度覚悟が必要です。
都市部のホーチミンなら中心部以外のローカル地域で暮らし、移動には自前のバイクを使い、毎日の食事をすべてローカル食材の自炊か屋台などでの外食でまかなうなどすれば可能だと思います。

ベトナム国産の食品は安価で手に入る一方で、輸入品などは割高です
東南アジア全般が物価が安いイメージがありますが、ベトナムに暮らしてみたら何もかもが安いわけではありませんでした。


生活費を5万円以内で収めるとすれば、日本の食品を使ったり日系のお店で和食を楽しむ等は除外されます。緊急時以外にタクシーを使うのも難しいでしょう。住まいは地元の人のたちが住むようなアパートや安宿、または間借りのような住居で地元の人たちに溶け込んでの暮らしになるでしょう。

日本のものは全般的に現地の人たちにとって贅沢品です。

実際に住んだ実感

日本との生活時間帯の違い

最初から具体的な生活費の話ではなく、あえて生活時間帯の話です。
ヨーロッパやアメリカほどの時差はありませんが、ASEAN標準時間のベトナムには日本と2時間の時差があります。
サマータイムはありません。

そうか2時間なら時差が無いようなものだね、と思った方もいるでしょう。
でも実際に暮らしてみると時差が1時間のシンガポール生活では感じなかった2時間のギャップを感じるようになります。
そして毎日その2時間を意識して暮らすようになります。

朝7時に起きるとすでに日本は朝の9時。
夜のくつろぎ時間帯は日本はすでに遅い時間です。
これが自分の生活時間帯だとすると日本の家族や友人とは微妙にズレた時間帯で生活することになります。
家族に連絡しようと思ったら時間的にもう遅かった。早寝習慣の両親はすでに寝ている時間。
そんな風にタイミングを逃してしまうことがしょっちゅうありました。
逆に日本のくつろぎタイムに電話をもらっても、こちらが夕食の真っ最中ってこともあります。

私の場合は朝6時前に起きる義母からのチャットで朝方3時台に起こされてびっくりするなんて事もあって、家族に時差を何度も説明するはめになりました。
いまだに時差を聞いてこられると苦笑します。

そんな風に、ベトナムに暮らしてからは1時間では感じなかった時差が急に意識せざるを得なくなりました。

それで私はある時、ベトナムにいながらにして日本時間で暮らしてみました。
そのスタイルだと格段にストレスが減ります。
夜が遅くなってしまった翌日など、なかなか難しいですが、なるべく時差を縮める努力をしています。
2時間程度でストレスと言うとヨーロッパやアメリカに住んでる人からはちょろいと怒られそうな話ですが。

それともう一つ。
ベトナムは朝の早い国です。
つい先日、実際に経験した話ですが、騒音の件でエージェントとやり取りとしたメールで衝撃の事実が発覚しました。

エージェントが言うにはベトナムの活動時間帯は6時~22時ということなのです。
ちょっと意味がわからないかもしれませんが、これが何を意味するかというと、例えば朝6時にピアノを弾こうが22時までは大騒ぎしようが誰にも咎めることができないということです。
結果、朝6時のピアノが騒音だという苦情は受け付けられませんでした。

シンガポールでは音を出して良いのは平日のおおむね9時~22時です。
休日は引越作業や部屋のリノベーションなど、音の出る作業などは禁止されていましたし、夜中の夫婦喧嘩などは通報案件です。

ベトナム人のほうが朝早くから長時間活動するということなのでしょうが、それにしても外国人の多く住むこのアパートメントでも例外ではなく、驚きました。
もしもローカル地域に住むとしたなら、平日はおろか、休日ですらおちおち寝てもいられないのだと思いました。

衣食住の衣

若い人達のファッションは日本や韓国のそれによく似ています。
ちょっと奇抜な韓国デザインが人気のようで露出も高めです。

ローカル市場には衣料品や様々な模様や形の布マスクやバイク用のオーバースカートなどが売っています。また古着などもたくさん扱っています。
好みは別として大型スーパーにも衣類はあります。スーパーには布地は薄いですがパジャマが600円くらいで売られています。バイク用の質の良いカッパなどベトナムにはお得なものもあります。

日本スタイルが好きでしたらホーチミンとハノイにUNIQLOがオープンしたので、お仕事スタイルが必要な人にも安心です。日本より少し割高ですが日本にはないベトナムらしいTシャツなども扱っています。

さらに今月(2020年8月)に入ってから無印良品がホーチミン1区のUNIQLOの隣にオープンしました。衣料品の取り扱いもあってさらに日本が身近になりました。

ショッピングモールにはMANGOやH&M、GAP、ZARAなどがあります。もちろんメンズラインを扱っているお店も多くあります。
それ以外のブランドが好きでしたら日本から持ち込むのが良いと思います。

衣食住の食

食事は自炊、外食どちらの場合も住んでいる地域や食の好みによって大きく変わります。

ローカル地域には安い屋台や路面店がたくさんあり、自炊するより外食の方が安くできます。ベトナムローカル料理を飽きずに食べられる人にはとても良いと思います。
一方でマンション街のニュータウンにはそのようなお店はなく、外食だとファストフードかレストランになるので日本と変わらない値段です。

スーパーマーケットで扱う食品もベトナム国産の葉野菜などは大変安く、一方で輸入食材などは日本より割高なものが多いです。高原地帯であるダラットの有機野菜は宅配でも利用できます。
ホーチミンやハノイには外資の高級スーパーマーケットもあります。

人の集まる観光地などにはシアトル系コーヒーショップもありますが、国内にたくさんの店舗を構える有名ベトナムコーヒーチェーンもあり、タピオカミルクティーのお店も多くあります。
ベトナムのような熱い国ではちょっとひと休みできる地元の小さなローカルカフェなど、飲み物屋さんに困ることはありません。

また、ベトナムではどこの地域でもフードデリバリーが盛んです。お好みの食事をバイクの手ごろな配達料で運んできてくれるサービスは在住者としてありがたく、出かけられない日や自炊に飽きた時にも重宝します。

配達料は距離別に設定されていて同じ区内のお店に注文すると、だいたい75円くらいからです。

衣食住の住

もしかしたら東南アジア生活で一番大切な点かも知れません。ホーチミンですでに2か所に住んだ経験でその違いが明確にわかります。
ご家族帯同でしたら迷わずセキュリティ重視のマンション(アパートメント)に住むのが安心です。

家賃は3LDKで日本円で10万円以上ですが、セキュリティ、地下駐輪場、ジムプール付き。

道路に面している建物には騒音の問題があるのでエレベーター付きの高層タイプでしたら騒音も少し和らぐはずです。
カードキーで出入りするので見知らぬ人がフロアをうろつく等の危険もありません。

バイク駐輪は地下駐輪場で月額1台850円。
出入りはべてレジデントカードでのタッチ式で警備が常駐しています。
ビジターはビジターカードを受け取って入庫することができて駐輪料金は1回25円です。
スーパーの駐輪場もだいたい1回25円です。

1階には受付と警備員が常駐して機能しています。これがいざという時にも安心です。
共用部分は毎日掃除がされて悪臭が出やすい
ゴミの処理や分別もしてくれます。
ですので管理費も安くはありません。

ホーチミン中心地のアパートメントは3LDKで賃料が50万円ほどする高級な物件もあります。

マンションの家賃は割高ですが、東南アジアの賃料は安心料とも言えます。

電気・水

高層のアパートメントは防火的観点からIH対応です。
内覧した物件のクーラーはビルトインタイプと壁付けタイプが主でした。
電気代は日本並みに高いです。

反対に水道代は安く月額500円~1,000円程度で収まっています。
ベトナムの水は飲料に適していません。
いまは18.5ℓの蛇口付きボトルウォーターを配達してもらっています。
ボトルの保証金は別途必要ですが、中身の水は1本52,000ドン260円です。
日本に多い2ℓ単位に換算すると28円ですので安いですね。

ガス設備はないのでガス代の請求はありません。

バス・トイレ

これは意外と興味がある問題ではないでしょうか。
日本人でウォシュレットがないとトイレに行きにくいという人は結構多くいますよね。
ウォシュレットのついていない所はないほど日本は完全普及していますが、ベトナムで同じことは期待できません。
東南アジアに住むといつの間にかあきらめがつきます。

その代わりにトイレにはだいたい手動で使える水栓が付いています。これがウオシュレット代わりになります。

また、ベトナムでは湯船につかる習慣はありません。
ほとんどのバスルームはトイレとシャワーブースと洗面台の3点だけです。
私はアパート探しで21件の物件を内覧しましたが、バスタブがついている物件は2か所だけでした。

東南アジアでバスタブは希少です。

テレビ

シンガポール移住前にSLINGBOXという機器を日本の家に取り付けました。
インターネット通じてベトナムにいながらにしてテレビを観たり、自宅のハードディスクを操作して録画予約ができたりします。

NETFLIXやAmazonPrimeには家族が加入していて観られますが、リアルタイムで日本のドラマが観たい人には必須アイテムです。

AmazonPrimeはVPN接続をしないと視聴できません。

家具付きのアパートメントですので設置されているテレビでインターネットテレビを観ることもできるようですが、テレビではNETFLIX以外を観ることはありません。

交通

電車

ベトナム市内にはまだ確率された電車は通っていません。
鉄道は長距離のみで、いまだにディーゼル車です。
地下鉄は工事が遅れていて開通予定は来年以降になります。

タクシー

タクシーは7人乗りくらいまでいろいろな大きさのものがあります。
荷物の量や人数によってアプリで大きさを指定することができます。
日本より安い料金で利用できます。

空港からはGrabではなく、ビナサンという会社のタクシーの利用をお勧めします。
ホーチミン空港の場合は出口を出て左に進んでいくとビナサンタクシーの配車係が常駐しています。

空港出口は人でごった返していてGrab Taxiをキャッチするのが難しく、「俺がGrab Taxiだ」と偽物がよく声をかけてきます。
Grab Taxiドライバーが車を降りて声をかけてくることはないので乗り込む際には配車ナンバーと車のナンバーを照合するなど十分に気を付けるようにしてください。

Grab Taxi・Grab Bike

Grab Taxiは通常のタクシーの6~7割程度の料金で利用できます。
専用アプリをダウンロードしておくと、目的地までの料金を確認できますし、ドライバーに場所を告げる必要もありません。言葉の問題もクリアされます。
ただし今はまだ日本のクレジットカードが使えないようです。現金払いを選択することが可能です。

Grab Bikeはさらに安く利用できます。ひとりで荷物のないときや単距離で重宝しそうです。
ヘルメットも貸してくれますが衛生的な問題もあり、自前で持っているのが良いのかもしれません。

路線バス

30円ほどで乗ることができる路線バスですが、私は一度も利用したことがありません。
短期旅行で利用した話をネットなどで目にすることがありますが、外国人にはあえてお勧めしません。
物理的にはバス停が近くにあれば利用できます。

ただベトナム人に言わせると利用するのは一部の学生やバイクを持てない状況の人たちであり、車内にスリがいるなど安全の問題がある、バスがきちんと停車しないので乗り降りが困難、などの理由で勧めないと言われてしまいました。
ベトナムの都市部に住んでバイクを持てないというのは、どういうことか考えてみてくださいと申し添えられました。

十分に気を付けて利用するようにしてください。

治安

ベトナム国内の治安は極端に悪いとは思いませんが、日本人はおおむね安全な環境に慣れているので注意は必要です。
ベトナムではスマホのひったくりが大変多く、私も実際に観光客グループの1人が手にしていたスマホがひったくられのを目の前で目撃しました。特に高額なiphoneは狙われる傾向があるようです。

ある時、私たちの目に前にいた韓国人家族がGrab Taxi待ちでやや車道に出ていました。
すると片手に持っていたスマホはいとも簡単にバイクの2人組に持ち去られ、大勢で追いかけても取り返すことはできなかったようです。
本当にあっという間の出来事でした。

通話しながら道路を横断中にスマホをひったくられる。
バイクで走行中にぶつけられて転倒したすきに鞄を持っていかれるなどの盗難被害をニュースでも多く目にします。

子供たちの送り迎えも親が毎日しています。
下校時間帯は子供を迎えにいくバイクで渋滞ができるほどです。

治安に関してはいつでも注意深くしていてほしいと思います。

医療

都市部には大きな病院があります。
ベトナムの医療レベルは以前より格段に上がったとはいえ、日本の医療レベルには達していないと言われています。
受付から日本語対応をしているシンガポール系や英語対応ができるベトナム財閥系の私立病院もあります。
日本人医師が常駐している病院もありますが、
私立病院は医療費が高く、私が火傷で通院した病院は診察だけで80USドル(約8,500円)が必要でした。処置代や薬代は別途かかります。

在住者は海外医療保険、旅行者は海外旅行保険に入っておくと安心です。

教育

ホーチミンとハノイには日本人学校があります。
ベトナムは教育熱の高まりで私立のインターナショナルスクールもたくさんあり、授業料は中国、シンガポール、ベトナムも同じ程度に高額です。

通信

スマートフォン

スマートフォンは日本より安く利用できます。
SIMフリーのスマホを持っていればベトナムで購入するSIMカードで通話やメールが可能です。

私はmobifoneという会社と契約していて30日間の7GBデータ容量プランで月額500円程度です。
外に出ることがないのでスマホ代が月々500円で済んでいるのはとてもラッキーです。
ベトナムではこちらの方から電話をかけることがほとんどなく、時々使データ通信を使う程度です。
毎月多く余るのでもっと容量の少ないプランでも良いかなと思っています。

料金は銀行引き落としやクレジットカード払いではなく、都度トップアップ(チャージ)します。

アプリを開いてデータ量が少なくなっていたらコンビニへ行って10万ドン=500円を払い、レシートを受け取ります。レシートに表示されている番号をアプリ内で入力するだけでチャージされます。

家族や友人とはチャットアプリを利用しているので通話料は無料ですし、市役所などの公的機関への問い合わせなどにはIP電話を使って通話料を安く利用しています。

インターネット

家の中ではWi-Fiを使っています。
オーナーが契約してい
たインターネットはテレビ込料金2,000円で、継続して支払っています。
利用時間によっては通信状態が悪いのでルーターは部屋ごとに設置しています。

外ではWi-Fiが使える施設やお店がたくさんあります。

ベトナムに住んでいて一番ストレスになるのが実はインターネットです。
午前中の時間帯や昼間はつながりやすく、夜はつながりにくい状態が続きます。
私が生活時間帯を日本に合わせた理由のひとつがこの通信状況にあります。

またインターネットを使ってAmazonPrimeを利用するために月額1,100円プランのVPN契約もしています。

気候

ホーチミンの年間平均気温は26℃。1年を通じて25℃〜32℃。
乾季は11月〜4月、雨季は5月〜10月です。
乾季は比較的過ごしやすく、雨季は気温も湿度も高めです。

実際住んでみると赤道直下のシンガポールより暑いほどです。
湿度の年間平均が70%ということで、雨季のいまは除湿が必要です。

コロナで帰国できずにいたこの7か月間、1度も開くことのなかった日本の財布はファスナーが開かなくなりました。
日本のお煎餅もすぐに湿気ってしまいます。
大した食料も入っていないのに冷蔵庫が常にいっぱいなのは南国あるあるです。


きちんと除湿していなければ革製品にカビが生えることもあります。

同僚のドイツ人の奥さんが鞄に緑色のカビが生えたことが起因となって1人で帰国してしまったことは熱帯モンスーン気候の住民として笑えない話です。

エアコンの電気代とカビとを頭の中で天秤にかけています。

虫対策

東南アジアでは避けて通れないのが害虫問題です。
シンガポールのコンドミニアムでは週1回のペストコントロールが義務化されていたのでベトナムに引越すにあたり、心配したことのひとつです。

いまは20階に住んでいますが、入居当初に出たGは今まで見た茶色ではない二色タイプでした。
日本から持ってきていたキャップタイプの駆除薬をたくさん設置しても出続けたので、エージェントに紹介してもらった害虫駆除業者に来てもらいました。駆除料金は4,000円でした。
それから2週間ほどしたら出なくなりました。
餌のあるところに集中するようで、一度いなくなったらこっちのものです。

ベトナム人はあまり虫を気にしません。
スーパーにも害虫はたくさんいますが従業員は一切気にしていません。
野菜果物売り場の棚にも床にもいます。

そしておぞましいことにレジカウンターにも走ってきます。
これは避けようがないのでレジの清算待ちでレジ台にくっついたりしないように自己防衛するのみです。

蚊はエレベーターから入ってくることがありますがまれです。
コオロギが出たこともあります。
中くらいのコオロギが出てやっとのことでベランダに出したら、
翌朝起きてリビングに来たら同じ位置に倍くらいの大きさの黒いコオロギがいました。
なぜ20階に、しかも2日続けて大きさの違うコオロギが出たのかいまだに謎です。

ネズミは出ませんが、アリは時々大量に出ます。
アリ駆除剤は日本のものより当地のものが効き目があるということですが、粉粒がよくこぼれるので、いまは日本製のアリの巣系…キャップタイプを使っています。

お菓子を食べた後はそのままにしておかずに冷蔵庫に入れることです。
パンくずや使用後のグラスにも集まってきます。
心配のあるものは冷蔵庫へ保管することが大事です。

それでも朝起きたら台所に100匹以上渦を巻いていることがあり、どんなにきれいにしていても部屋のあちこち(主にドア枠などの木の腐食部分)から集まってくるようで、東南アジアでアリを避けるのは難しいかもしれません。

まとめ

いくらかでも参考になりましたでしょうか。

ベトナムで生活するにあたっては衣食住だけではない心配事が沢山あります。
生活の質を保つには通信などのインフラを始めとして、治安の心配のない環境や交通事情、医療や物価、必要なものが手に入りやすいか、お子さまの教育のことなど、移住前の心配事は尽きません。

在住者として項目別にまとめてみましたが、お役に立てたら幸いです。


ベトナムに来てから約10ヶ月ですが、すでに2か所の住宅を経験したことから、
この先は住宅の探し方などの記事も書いていきたいと思います。

 

くろまめ

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