本当はお金を払ってでも飛びたい…空が好きすぎるパイロットという飛び職

パイロット

しんちゃお。
社会隔離という名のロックダウン中のベトナムです。

近郊都市にもアクセスできなくなり、我が家の窓から見えるサイゴン橋の交通量も激減しています。この少なさは去年のロックダウン中以上じゃないだろうか。
街中で写真撮影していたひとが公安に捕まったとのニュースも。
この感染状況の中、街中で撮影できる勇気とはいったいなんだろう。

さて、ホーチミンに住み始めてすでに1年7ヶ月。夫が日本に帰国し、ひとりになってから1年3ヶ月。
日本に帰国した夫は毎日朝早くから配送仕事をし、終わればフードデリバリーを掛け持ちして休まず頑張ってくれている。深夜に帰宅して洗濯機を回しながら作ったと言う翌日用の茶色いお弁当の写真を送ってくる。睡眠不足や健康を気遣えば、「走りながらやっているから軽い運動を続けているようなもの、人生でいまが一番健康だ」と、決して弱音を吐くことがない。

2時間の時差を気にしてか朝の挨拶はないが、短い休憩時や仕事が終わって帰宅するタイミング、ベッドに入る前にはメッセージが来る。

このところは忙しいのかふた月ほども声での会話はない。

先日は決して期限切れにしてはならない航空身体検査を受けに行った。
節約のために配送の仕事が終わってから夜行バスに揺られ、帰りは新幹線より安い飛行機のチケットを買っていたという。

メッセージは日本の真夜中時間
「夜行バスに乗れた」
夜行バスは休憩以外でのスマホ使用が禁止とかで到着後は移動であわただしかったのか、次にメッセージが来たのは翌日午後
「検査が無事終了」
そうか無事に着いていた。長時間の身体検査も無事に終わったようでほっとした。
「吉野家で豚丼食べたから早いけど空港に向かう」
「空港到着ラウンジで休憩」

「搭乗開始、久しぶりの搭乗(絵文字)」

絵文字…
そして滑走路の写真
隣に駐機している機体写真
次々に送られてくる。

奥の方に見える機体数機の写真
離陸しようとしている機体の写真や空港の働く自動車(トーイングカーやタグ車)の写真も立て続けに送られてきた。

それを見た時、表現しようもない様々な感情がわいてきた。

ひさしぶりの搭乗のワクワクがあふれ出てとまらない夫。
本来ならば客として乗るのではなく、コクピットで計器の前に座りたいだろう。

世界を襲った未曽有のウイルスで理不尽にも天職の仕事を奪われ、ほかの仕事をするしかなかった。そんな状況でも決して不満を漏らすことなくこの1年以上を過ごしてきた。だからこそ、その不安や焦燥感を消すためにハードな仕事をこなしてきたのだと思う。

お金を出してでも飛びたい。「きっとそうだよね、早く終息して欲しいね」と同じ境遇の友人と慰め合ったことがあった。

空が好きで好きで飛び職人と言われるパイロット。
復職できる日を夢見て倹約生活を送りながら前を向いてきた夫の空への愛があふれ出て止まらない様子にこちらも様々な感情があふれ出て止まらない夕暮れ時でした。

 


くろまめ

 

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