【新型コロナ関連】日本人男性が14日間の隔離後にベトナムハノイ市のホテルで亡くなる

ベトナム生活

しんちゃお。
旧正月中のベトナムからくろまめです。

 

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【新型コロナ関連】日本人男性が14日間の隔離後にベトナムハノイ市のホテルで亡くなる

本日午後にショッキングがニュースが流れてきました。

2月13日(土)ベトナムハノイ市のホテル内で日本人男性が亡くなっているのが発見され、検査をしたところ新型コロナウイルスに感染していたことが判明し、現在を死因特定を進めているとのこと。

先ほど在ホーチミン日本国領事館からは以下のような緊急通達がメールで配信されました。

 

 

ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(邦人感染者の確認、ハノイ市緊急通達)

  • 本2月14日、ハノイ市疾病管理センター(CDC)は、日本国籍の男性(54歳)が新型コロナウイルスに感染していたことを公表しました。これに関連して、同センターは緊急通知を出し、特定の場所を滞在・訪問した人、特定のフライトを利用した人に対し、直ちに保健当局に連絡することを要請していますのでご注意ください(詳細は以下1参照)。
  • なお、この方は、1月中旬にベトナムに入国し、ベトナム政府の規定に沿って隔離措置を終えPCR検査の結果も陰性でしたが、隔離終了後に体調を崩されてお亡くなりになり、死亡後の検査で陽性が確認されました。
  • 邦人の皆様におかれましては、14日間の隔離終了後の生活に当たっては、ベトナム政府が公表している集中隔離完了後のガイダンスにもご留意ください(詳細は下記2参照)。また、引き続き感染防止対策に努め、ベトナム政府やお住まいの地域の政府が発表する情報にご注意下さい。

1 ハノイ市市疾病管理センター(CDC)の緊急通知の概要は、以下のとおりです。

 次の日時に次の場所に行ったことがある人は、直ちに地元の医療ステーション又は医療センターに連絡するか、電話番号0969-082-115又は0949-396-115に電話してください。

(1)IBISホテル、ホーチミン市(1月31日夜)

(2)ホーチミン市発ハノイ市行きベトナム航空VN254便(2月1日11時発13時20分着)

(3)タイホー区クアンアンのタイホー通り2号にある「サマセット・ウェストポイント・ホテル」(2月1日から13日まで)

(4)ホアンキエム区ファンチュトリン23号の「サンレッドリバー・ビル」(9階の903号室及び2階の「東京レッドグリルレストラン」(2月2日12時から13時まで)。

(5)タイホー区クアンアンのXuan Dieu通り168号にある「八十八商店レストラン」(2月3日18時から20時まで)

(6)タイホー区クアンアンのXuan Dieu通り51号にある「ラッフルズ・メディカルクリニック」(2月4日朝、2月8日)

(7)バーディン区リンランのKim Ma Thuong75号にある「とり吉(とりきち)レストラン」(2月5日19時から21時まで)

 

2 ベトナム政府は、関係省庁及び地方省市に対し、集中隔離完了後の管理に関するガイダンス(1月19日付文書No:425/CV-BCD)を発出しておりその、概要は以下のとおりです。


・14日間の隔離を終えた者は、その後14日間、自宅又は居住地で、健康状態について自身による経過観察を継続する。周囲の人々との接触、混雑した場所への訪問を控え、5K(当館注:マスク着用、消毒、ソーシャルディスタンスの確保、密集しない、医療申告の実施。)を実施する。


・集中隔離が実施された地域の保健当局は、その後の14日間の健康状態の経過観察・監視をするため、隔離完了者が居住する省、市の保健当局に対し、隔離完了決定直後に、隔離を完了した者の情報(少なくとも電話番号又は/及び電子メール、滞在先の住所、関連文書の写しを含む)を書面で通知する。


・隔離完了者は、集中隔離施設から自宅又は居住地に戻ってきたら、直ちに,地元の保健当局に通知し、その後の14日間の濃厚接触歴の日時記録を作成する。

 

 【参考】集中隔離完了後の管理に関するガイダンス(1月19日付文書No:425/CV-BCD)

https://www.vn.emb-japan.go.jp/files/100142274.pdf

 

 

ベトナム関連ニュース(詳細)

ベトナム関連ニュースによると、ベトナム国内で2229人目の感染者のこの日本人男性(54歳)の直接の死因はまだ明らかになっていない。

そのため当初に現場検証や検視にあたった警察官などから市中感染が広がる可能性が高いと、濃厚接触者(F1)、濃厚接触者の接触者(F2)、F2の接触者(F3)を緊急で洗い出しているところ。

男性は1月17日にベトナムに入国して、1月31日までホーチミン市のホテル ibis Saigon Airportで14日間隔離措置を受け、その間に新型コロナウイルス検査を受けて2回とも陰性だったため、1月31日に隔離を終えて翌日の飛行機でハノイ市に移動し、その後はサマセットウエストポイント・ハノイに滞在していた。

 

 

前回の新型コロナ情報

新型コロナ第四波 ベトナムに2ヶ月ぶりの市中感染者 ※2月8日更新
1月28日、ベトナム北部地方で集団感染が発生とのニュースが飛び込んできました。感染地域は早速封鎖されて検問所も設けられています。緊張感が高まる中、ベトナム人が1年で1番楽しみにしている長期休暇のテト正月を控えて感染がどのくらい鎮静化するのか静かに見守っています。

 

 

ベトナムの日本人社会に動揺が広がる

現在1万数千人が隔離されているというベトナム国内で、さらに感染者、隔離者が増える見込みとなったいま、在住日本人の行動エリア内での出来事に大きな驚きが広がっています。

 

長い隔離期間を経て、その期間中の検査で陰性にも関わらず、異国でお亡くなりになられたこと。
ご本人やご家族の気持ちを考えるとお気の毒としか言いようがありません。

先日はジャカルタ市内のアパートで45歳の日本人男性が新型コロナでお亡くなりになったというニュースもありました。
この状況ではご家族もすぐには駆けつけることができないと思えば、無念さがはかり知れません。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

くろまめ

 

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