しんちゃお。
昨日の夜遅い時間に不動産エージェントのデビットから
「くろまみー、アパートの契約今月末で切れるよー」メッセージが届いて、動揺しまくりくろまめです。
今月末って！
今月末ってさ、あと3週間しかないがな。
忘れてる方も忘れてる方だけど、もう少し早く連絡くれんかデビット…。（泣）
ベトナム名物のエッグコーヒーとチーズコーヒーを試してみたい。
さて気を取り直して（取り直せない…）
あのね、奥さん
ベトナムにはエッグコーヒーってのがあるらしいのよ。
エッグコーヒー？？？今なう流行コンパウンド？
コーヒーまでもが卵とコラボしたってか？
最初、聞いたときは「え？コーヒーに卵？めちゃ宇宙な組み合わせ！！！」ってびっくり。
ハノイにはエッグコーヒー発祥カフェってのがあるらしく、ホーチミンにも何店舗かあるようなので、いつか行ってみたいな。
なにかしらプリン味のするコーヒーらしいけど。
早速またググる。
自分で作りはしないけど、いちおう作り方見てみるか。
ふむふむ、卵黄とコンデンスミルクを一緒に泡立てたものを？濃いめに抽出したコーヒーの上に乗っける？ほう！斬新。
くろまめ、たいしてコーヒー好きでもないけど、それ飲んでみたいな。
エッグコーヒーカフェを探しておいて出かけた時にでも行ってみよう！
ところで！コーヒーと言えばずーっと気になってるのが、ベトナムの“CHEESE COFFEE“の看板。
たまにみかけるけど超気になる～。
チーズコーヒーってのもチーズ好きとしては試してみたいよ。
斬新さでいうとエッグコーヒーのさらに上をいくよね。
順番的にはエッグからのチーズかな。
そしたら偶然にも目の前にCHEESE COFFEEの看板が。
おいら先日、意を決してベトナムのお役所に行ったのよ。
午前中の用が終わってまた別のお役所。
ところが11:15分で締め出されたの。
キビシー、ベトナム。
朝8時から仕事してるから日本と違って昼休みは頑なに受け付けてくれない。
午後の部は13:30からだってさ。
昼休みが途方もなく長くない？
やっぱコレですか？ひ・る・ね？
↓器用さにもほどがある！
日本のお役所は偉いがな。。。
仕方なく休めるとことを探していたら目の前に立体的で特徴あるCHEESE COFFEEの看板
ちょっと浮かれちゃった。
挑戦の順番としては逆になっちゃうけどいいか？
左側にTHE COFFEE HOUSEもあったけど、迷わずCHEESE COFFEE選んだよね。
こんなに急にチャンスが来るなんてさ。
ショーケースに美味しそうなケーキがあるし
手前にはチーズパンなんかもたくさんあって、やっぱCHEESE COFFEE屋さん。
先にカウンターで注文するセルフ式のコーヒーショップ。
大学が近くにあるらしく、店内は勉強しながらくつろぐ学生さんでいっぱいだった。
入ってすぐのカウンターにはすでに５～６人のギャルが並んでて、そのうちの一人が割引クーポンをアプリで必死に探しててレジ係はうんざりしてたけど、そこはベトナム。
じっと待つよね。
なんならおばさんもその割引クーポン欲しいな。
しかしベトナム語が読めないのだからどうにもならん。
少し並んで自分の順番がきた。
「ちゃおえむ！（こんにちは）CHEESE COFFEEください。」
「………？」
なぜかじっと顔を見られた。
東南アジア返事なしあるあるか？
「ホットのCHEESE COFFEEください。」
「？キャラメルマキアートですか？」
「（なんで？）CHEESE COFFEEください。ホットで。」
「えーっと…ベトナムコーヒーですか？」
英語通じてない？
レジのベトナムギャルが隣のスタッフと顔を見合わせてる。
そしてそっと無言でメニューを渡された。
後ろにも人が数人並んでるから、ちょっとあせる。
メニューを見てみたが肝心のCHEESE COFFEEがみあたらない。
「CHEESE COFFEEはどれですか？」
後ろから男性のくすくすと小さな笑い声がした。
え？なんで？
後ろの人はだれかと話してるの？
「わたしはCHEESE COFFEEが欲しいです。」
「ミルクコーヒーですか？」
「いいえ、チー…」
なんで噛み合わないの？この子英語ムリなの？
チー
チー
！
はっ
もしや…
「…あのぅ。もしかしたら
CHEESE COFFEEってのは店名ってことですか？」
「はい！そうです！」
がっビーン
ガチャピンとミスタービーンが一緒にやってくる。
なにそれ？ま、まじか…
ひーっ！赤っ恥！！！
ひーっ！何たる勘違い！
チーコがただの店名だったとは…
「そーりー…」
「すいません！このティーをください！」
もうなんでもいいや、早くこの場から立ち去りたい。
後ろの男性はくすくす笑いが止まらないらしい。
くそっ…失礼だなおい。
「バブルティーでいいですか？」
「はい！（もうなんでもいいです）」
（いいからもう早くして…）
「サイズはどれにしますか？」
「え、Мサイズで、レスシュガーで…」
「OK！名前教えてください！」
えっ？
な、名前？
名前…ここで発表するの？
スタバでもあるまいし…
「く、くろ…まめ…です。」
「は？お客さんあなたの名前です。」
「わかったわかったよ、くろまめ…です！」やけくそやがな！
後ろの男性爆笑！
ちっ！
「く？くろまみー？おっけ！！！
59,000どん（295円）ね！」
ちょ、ギャル！必要以上に声デカいわ。
くろまめ、そそくさとお金を払いレシートを受け取った。
ああああ恥ずかしい。
穴があったらいったん入って心を鎮めたい。
ドリンクカウンターにいると恥ずかしいので、むやみに店内をうろついた。
歩いたら少しは恥ずかしさが昇華されるとか？
はあ、チーズコーヒーってのは店名だけだったなんて！
全然知らなかった。
それなのに必要以上に元気よく注文しちゃったよ。
誰も教えてくれなかった。（誰もいやせん）
それにしてもCHEESE COFFEEという看板を見て、どうしてチーズ入りのコーヒー屋さんだと思い込んでしまったんだろう。
くろまめ言い訳はしない。
しかしエッグコーヒーがあるならばチーズコーヒーがあっても別にいいだろう。
なんか腑に落ちない。
記憶をたどれば二人でバイクに乗ってるとき、オットが
「何アレ！CHEESE COFFEEだってさ、面白いね、今度飲んでみようよ！」って言ってた。
そうだ、思い込みの激しいオットのせいでくろまめも似たような思考になってたんんだ！
ベトナムには今なういないオット
超絶責任転嫁でとりあえず全部オットのせい。
バレンタインに失敗したチョコよりもほろ苦い話
そんなことをいろいろと思い出していたら、ドリンクカウンターから
「くろまみー！」って呼ばれる。恥ずかしい。
無事受け取ったドリンクは予想外に大きい。
そこにあった細いストローを取った。
するとカウンターギャルがくろまめの手からすっと細いストローを取り上げて、無言のまま太いストローを渡してきた。
お茶なのに太いストローで飲めってか？
おとなしく座って、太いストローで茶をすする。
んんんんん？
ん？
じっとよく見つめたら、アイスティーの氷にみえた透明のつぶつぶはタピオカのようだ。
粒が大きい…。
バブルティってこういうものだったのか。
それにしても、なんか納得いかない。
スマホを出してまたググってみた。
チーズコーヒー 作り方 【検索】
むむっ！
チーズコーヒーってのはなにかい！
マシュマロとクリームチーズを牛乳とチンして、クリーム状にしたものをコーヒーの上に乗せるだと？？？それじゃマシュマロコーヒーだろ！
いやなんでもいいから
CHEESE COFFEEって看板挙げるなら、何かしらのチーズコーヒーを売れよ。
そう思いながらつぶつぶしたタピオカを太目のストローで吸い上げ、
氷だらけのアイスティーをすすり、ベトナムくんだりまできて、見知らぬ若造に笑われるような失態を犯してしまった自分を恥じる。
はぁ～。
この話はまだ誰にもしていない。
これを読んだ友人から、明日きっとLINEがあるだろう。
「ボケとるがな！笑」ってね、多分3人の突っ込み担当から。
3人くらいにしか読まれてない悲しみもあるにはある。
そもそも、くろまめ友達多くない。。。
あーあ、CHEESE COFFEEってワード、この先トラウマになるかも知らーん。
多分、これからCHEESE COFFEEの看板を見つけるたびに苦い汁が上がってくるだろう。
そして、おそらくこの先一生CHEESE COFFEEには行かん。
なにこの無知、辛い。。。
なんなら奥さんの大いなる勘違いエピソードも教えなさいよ。
まいるぜ、まったく！
くろまめ
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そんな恥ずかしい勘違いなんてあるわけないじゃん！おほほほほ。
↓ポッチリね。
