しんちゃお。
暴走族が夜露死苦とばかりに走り回る休日のベトナムからくろまめです。
え?
え?
ベトナムにも暴走族がいるのかいって?
そらいますがな。
なんなら峠にもバリバリと走りに行ってるわ。
街中にはランボルギーニやらフェラーリやらポルシェやらロールスロイスやらベントレーやらジャガーやら、お金持ちを象徴するような車は山ほど走ってるし、
バイクで峠を攻めるローリング族にはそれを応援するガチなサポーターが大挙して観戦してるらしいよ。(膝には空き缶はつけてるのか?)
娯楽のないベトナムでは…そんなこともあろうかいな。
ベトナムほんとに娯楽がないもんな、いや多くは語るまい。
鬼滅の刃は12月に全集中公開。
13歳以上限定だそうですよ。
ベトナムのブラックフライデーセール
昨日はブラックフライデー。
くろまめがまだ全貌を理解していないこの黒い金曜日という名前の謎の日。
いまだになんのこっちゃ分からんが、ベトナムでも数年前からこの日に大々的セールがあるらしい。
近年、景気もうなぎ上り、リアルリア充×新しいもの大好きベトナム人もブラックフライデーセールにはこぞっておでかけするんだってさ。
へぇ。
そうなると日頃からエブリデイ渋滞のホーチミン市内では道路は更に混みあって、にっちもさっちも動かなくなるって誰かが言ってた!
ブラックフライデーセール初日 ホーチミンにとうとうMUJIがオープンした。
そしてそのブラック金曜日の昨日、ホーチミン市内に偶然にもベトナム初出店の無印良品が本オープン。
いや偶然でもなかろう。
過去、期間限定でポップアップショップを開いていたらしいけど、大々的な工事も終わり、満を持してこの日に開店。
日本に住んでいたってUNIQLO、無印、100均があれば生活最強だもの。
ベトナムならありがたみはなおのこと。
あとはドンキがどこからともなくやってきて、薄切り肉問題をぜひとも解決して欲しい。
いつ帰国することになるか分からない危機感から、こうしちゃいられないと引きこもりからやや脱却。最近おそるおそる歩け歩け活動を始めたくろまめも混んでる場所は大嫌いだけど重い腰をあげて行ってみた。
オットに禁止されてる知らないおじさんとニケツのGrab BikeでGO!🏍(若人のときもある)
本格オープンのMUJI 混雑具合はいかに
開店前から200人ほど並んでる話は知っていたけど、平日だし、お昼も過ぎたならなんぼなんでも落ち着くがな。
と思って行ってみたらば予想はハズレ?
入店前にもずらりと並んどるわ。
それでも行列は思いのほかすいすいとスムーズに進んで5分くらいで入店できた。
並んでる人にはペットボトルのお茶(ジャスミンティー)1本と「いちごのジャムパイ」が1個配られた。(地味に嬉し。)
ベトナム人はみんなその場で食べてたけど、くろまめは大事に持ち帰って楽しんだ。
店舗は1階奥。
手前にある高級ブランド化粧品の隙間から見える見慣れた看板。
なんか嬉しいね。
MUJIホーチミンの広さは
まぁなんということでしょう!MUJI広い!そりゃあ広い。
想像以上に広くてびっくり。
ここはアジア最大級の広さのベトナム旗艦店だそう。
ホーチミンの1等地ったら賃貸料高額ですよ。
規模に関してはくろまめちょっと舐めてた。
そして広いからこそ取り扱いアイテム数が多い。
フロアは1階と2階に分かれているけど店内エスカレーターは無く、階段かビルエレベーターを使う。
店内に入るのに再びの行列ぐるぐる。
1階は主要製品がそれぞれポップアップスタイルで陳列されてる。
2階がメインフロア。
ベトナムで意外に売れている商品
店内に入った瞬間、ベトナム人が5,500円ほどもするアロマディフューザーをさくっと買物かごに入れていく。
!
8,500円の大きい方もどんどん売れていく。
2階ではアロマオイルをじっくり選んでるカップルもいる。
香りアイテムの売れ行きは個人の景気に左右されるって言うけどすごいなベトナム。
1F左側の雑貨コーナーでは無印の化粧コットンが大人気。
ベトナム女子がコットン49,000VND(250円)に群がる。
これね、くろまめよく分かる。
東南アジアで売ってるコットンの多くは化学繊維を含んでいたりで、吸水性が悪くてチクチク刺激が強い。
自分もコットンは日本から持ち込んでたから、ふわふわの綿100%を買いたい気持ちが分かる。
まず最初に飛ぶように売れてるのがアロマディフューザーとコットンってのは意外だった。
ベトナムMUJIの商品アイテムと価格
1階の真ん中に3つの大きなサークル型の陳列台に化粧水。
化粧水はノーマルとクリアケアとエイジングの3種類の取り扱い。
日本では普段690円~の価格帯の化粧水は745円~1,745円。
無印週間に購入すると10%OFFで、化粧品は日本で買うよりむしろお得かもしれない。
シンガポールのMUJIは高かったような…
ハーバル化粧品も扱って欲しい。
1Fはそれほど広くはない。
そのかわり2Fフロアがかなり広い。
そしてベトナムらしいのが、とにかくスタッフが多い。
陳列棚ひとつにスタッフがひとり就いているくらいの人数がいる。
そして客ひとりひとりに「MUJI,しんちゃお」と丁寧にあいさつしてる。
日本のモールなどにあるインストアに比べると商品はかなり充実して
衣類や寝具、収納・インテリア用品、家具、雑貨・日用品と食品。
文房具も充実してる。
特に衣類は婦人も紳士も、特に綿製品のアイテム数が多い。
UNIQLO一辺倒だった在住おじさんたちのコーデの幅も一気に広がりそう。
↓パジャマコーナー
外でもパジャマを愛用するベトナム人は無印のコレも外で着るだろうか?
靴下も充実
こども服がまた可愛い。
ひとをだめにするやつもあった。
日本で展開している食品コーナー“諸国良品”
ベトナムでは地産商品の調味料、ファースト蜂蜜や乾麺類が多い。
袋菓子や小袋菓子は充実。
袋菓子は29,000VND(145円)で安い。
調味料やレトルト系は品数が期待していたほどではない。
なにしろ肝心のレトルトカレーがなくて残念。
糖質オフのカレーとか欲しいなぁ。
オートミールに入れたら美味しいミネストローネはあった♡
ベトナム製衣類は現地調達できているのか、日本の独立店舗と比べてもかなり多い。
食品は重量の問題か、それともベトナム人は日本の食材には興味がないのか…。
MUJIカフェもベトナム人に人気
2Fの中ほどにMUJIカフェがあり、ベトナム人家族で結構混みあっていた。
カフェはドリンクとスイーツと軽食だけの取り扱い。
シンガポールの店舗には日本と同じようにCafe & Meal MUJI併設で、お惣菜が選べるセットメニューやどんぶりメニューも人気だった。
ベトナムにはデリは併設されなかった。
カフェでコーヒーを買って、店内を持ち歩きしながら飲んでいる人もいた。
店内飲食禁止マナーのある日本とは違う。
購入商品に刺繍をしてくれるサービスがある。
2Fに刺繍のサービスコーナーがある。
買った商品にその場でパターン化した刺繍を施してくれる。
結構にぎわっていてミシンの前に専門のスタッフが座って作業している。
この日は子ども用ポロシャツの襟やタオルにクリスマスモチーフをオーダーしている人が多かった。
オーダーから受け取りまで2週間は長い…。
カタログのパターンは1つ65,000VND(325円)
文字入れは最初の5文字が50,000VND(250円)、10文字が65,000VND(325円)で後続の文字が1文字10,000VND(50円)
1.刺繍したい商品を選ぶ
2.刺繍パターンを選ぶ
3.完成
ギフトに刺繍してもらえるのはとてもいい。
タオルに「く・ろ・ま・め」って入れてもらおうか。。。刺繍代325円。
試着室は混んでない。
試着室が思ったほど混んでいないのはベトナムならでは。
ベトナム人はシャツでもパンツでもそのまま通路で試着する人が多い。
時々、なんだそりゃ? ってくらいに下半身だけ着ぶくれしながらパンツを試着する人がいたりして、笑いがこみあげてくるw
ちなみにイオンにパジャマで来て試着する人(本人の承諾を得ています。)
↓コチラ
しっくりなじんでるw
開店記念品はエコバッグ
800,000VND以上の購入者はUNIQLO側の通路にレシートを持参すると、開店記念のエコバックがもらえる。
ベトナムオリジナルもある。
気軽に買える軽めの綿素材エコバッグもある。
柄模様がベトナムらしいアオザイやフォーやバイク、ホイアンの行燈。
64,000VND(320円)
文房具コーナーには
自分でノートやエコバッグに押せるスタンプもベトナムらしい可愛いモチーフが揃っている。
エコバッグのモチーフと同じなのか↑
ベトナム人の購買力に驚く
くろまめは一回りしてからレジに向かった。
驚くことにレジ待ちの行列はもはや大名行列並みにとんでもない長さになっていた。
並ぶのが大嫌いなベトナム人がこんなに並ぶ?
人が多すぎて歩きにくくて最後尾が見つけられない。
チッ。
今日は購入はあきらめよう。(あきらめが早い)
もとの陳列棚に戻そうとしたとき、スタッフに
「レジすごく混んでますよね。また来てください。」と流暢な英語で慰められた。ww
ベトナムすごい。
あらためてベトナム人の購買力に驚かさせる。
MUJIの2F店舗のUNIQLO旗艦店に隣接してる。
ちょうどこの日はマリメッコ限定シリーズの発売日。
マリメッコ人気なし…。
それでも街中にあるこの店舗には普段から平日でも日本とは比べ物にならないほど客数が多い。
ベトナム人のお金持ちは突き抜けてるけど、一般市民の購買力のすごさも住んでいると実感する。
実際の価格帯は化粧品や一部の衣類のように日本とそれほど値段の違わない商品もある。
ただし、キッチン用品、寝具、収納用品などはおおむね日本の2倍程度かそれ以上の価格。
店舗出店が相次いで、ますます便利になるホーチミン。
これでホーチミンにはダイソー、UNIQLO、MUJIの在住者の3大欲しい店がやっと出揃った。
先日はMUJIの向かいのビルの地下にマツキヨもオープンしている。
これでますます当地に日本製品が普及しそう。
MUJIがベトナム国内で調達してないと思われる製品の値段は日本の約1.5倍ほど。
そのほかの商品には割高感があまりない。
個人が日本からベトナムに運ぶには荷物の重量制限で限界がある。
特にこのコロナ禍で一時帰国がままならない在住者にとって、安心の種が増えるのはありがたい。
MUJI WEEK(良品週間)は27.11~6.12.2020
11月27日(金)~12月6日(日)
来週の日曜日まで
この期間中の混雑が落ち着いたころに、またチャレンジしたい。
麻素材のシーツが欲しいけど8千円は出せない…
オーナーの破れたシーツで寝てるけど、
脚がハマるまでは我慢しよ…
ごきげんよう!
くろまめ
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