【ぼっちホーチミン探検】食べてみたいベトナムのバインミーはどれ?

ベトナム生活

しんちゃお。
今日もどこかの部屋でカスタマイズ…ドリル音が喧しいベトナムからくろまめです。

雨が降らなかった4か月間はまたたくまに過ぎた。
今日、たまたま覗いた週間天気予報には、来週火曜日から雨マークがズラリ?

え?待って。
たしか雨季ってのは5月くらいからだったのでは???
またじっとり高温多湿が半年以上続くの?
しかし熱帯の天気予報ほど、あてにならぬものもない…。

 

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【ぼっちホーチミン探検】食べてみたいベトナムのバインミーはどれ?

さて、奥さん。
くろまめの過去記事に、重めのクレームが寄せられておりますよ?

お題は

おフランス領だったベトナムのパンが美味しいってほんとかな。

フランス領だったベトナムのパンが美味しいってほんとかな。
ベトナムのガイドブックに必ず書いてある「ベトナムはフランス領だったからパンが美味しい」の文字。移住してパンを食べ続けて1年あまり。結果、日系店のフツーのパンが一番美味しい。しかし別格はバインミー。ベトナムのバインミーはうまい。有名店でなくてもカリふわパンにたっぷりの具材、しゃきしゃきの野菜。ぜひ食べて欲しい。

 

「ベトナムのパンはガイドブックで褒めちぎるほどには美味くはないが、バインミーだけはぜったい食っとけ。」
と言うくろまめに対し

「それならば、バインミーもしっかり食って、ちゃんと紹介したらどないやねん!」と。

 

……。

ほお。
厳しいご指摘ですな。

さようですか。
しかし、言われてみれば至極ごもっとも!

糖質制限に再チャレンジ中の今なう、パンはもっとも糖質の多い食材。
多くを試す事はできないけれど、制限前には食べてましたよ、それなりに。

というわけで、今日は“くろまめが食べてみたバインミー”の紹介だ。

あくまでも自分中心…ww

 

バインミーの老舗!場所も便利な/「ニュー・ラン(NHƯ LAN)」

「ニュー・ラン(NHƯ LAN)」
このお店が載っていないホーチミンのガイドブックはあるだろうか。

否!(いな)
「ないんだよ。」ってくらいに有名な店。

ホー・チ・ミンさんの銅像と蓮花の噴水がある歩行者天国、グエンフエ通りからもほど近く、サイゴンスカイデッキのある超高層ビテクスコフィナンシャルタワーの隣という大変な好立地にあるこのお店。

もともとは豚肉とハムの名店として老舗中の老舗。
外にあるバインミーコーナーで具材を指定して注文するもよし、お店の中に座って注文するもよし。

広い店内はアルミのテーブルにプラスチック椅子という昔ながらの雰囲気ぷんぷん。
テーブルにはスタンドメニューや調味料類が並べられ、お客さんの数より多めな店員さんもそれぞれの持ち場にスタンバってる。

バインミータップカムが35,000VND(160円)というお手頃さ。
タップカムというのは“五目”とか“ミックス”というベトナム語で、バインミー・タップカムとは全部入りという意味。

具材が肉を中心としていて、大根と人参のなます、ネギやパクチーなど。
ミートボール、チャーシューも美味しいけど、特にパテは癖がなくて美味しい。

持ち帰りのバインミー屋さんも少なくない中、ドリンクも注文出来て、店内でゆっくり座って食べられるというのはとても良い。
ホテルや家に一度帰らなくてよい。
食べたいときにさっと注文してサクッと食べて帰れるのも気軽で好ましい。

ニューランにはバインミー以外の食事メニューも揃っている。
ランチ時は近くのサラリーマンでにぎわい、ハムやパテなどの食材は道路側の店頭で販売。
饅頭やお菓子など気軽なおやつ系も豊富で、店先にはバイクがひっきりなしにやって来て買物をしていく様子が見られる。

「ノーチリ」と注文して辛みの強いベトナム唐辛子は抜いてもらう。

 

パンはややかため
具材、特にパテが美味しい
ボリュームは普通

 

 

具沢山でボリュームたっぷり!/「バインミー・ヒュン・ホア」

ここもガイドブックに大きく掲載される有名店。
バックパッカー街からもほど近く、朝の早い店が多い中、開店時間が午後2時という異色の持ち帰り専門店。
開店直後でも混んでる。

近くを通ると必ず混んでる。
買いに来る人が常に多い人気店だけど、店頭でささっと作ってくれる。
とにかく目を引くのがこのハムの種類の多さよ。

ベトナムってどんだけハムの種類あるねん!ってむしろ驚くのはそっちだわ。

この店のバインミーはタップカム(五目)1種類。

値段は一律48,000VND(230円)ネギを抜こうとも、チリを抜こうとも、たとえハムを抜こうとも頑固一徹同じ料金設定。笑

ベトナムとしてはかなり強気な値段設定ですけどね。

食べてみたらば気づく値段相応な具沢山っぷり。
というか、袋に入れて渡された時点で気づくずっしりとした重さ。ナンジャコリャ!

パンは具でふくれあがってて太~い!

そして何よりもここはパンが美味しい。
パンマイスターくろまめですから。

見た目で伝わる外側のパリパリ感。
食べると食感が軽く、歯触りの良い美味しい自家製パン。

ただ厳密に言えば、パンが軽くて具材が重くて少々アンバランス。
あれだけの種類のハムを1本のパンに詰め込むのだから当然と言えば当然。

朝食抜きで食べたけど、1本食べるのに最後は残そうかと思ったくらいボリュームがすごいので、食べてみる価値がある。

しかしイートインスペースはないので、くろまめのように路上カフェに持ち込んで、蚊やその他の虫(あえての表現)に注意しながら食べるがよい。笑

後から隣に来た中国語を話すサラリーマンがくろまめが慌てて立ち上がったもんだから、しっかり追い払ってくれたけどもね。

 

※路上カフェでも食べ物を扱っているところは持ち込みは控えようネ。

パンはパリパリ&ふわふわ
具材はハムの種類多め
ボリュームは過去最大!で、かじりつくのが厳しめ…

チェーン展開しているいまどきバインミー!/「ブア・バインミー」

ホーチミン市内に5店舗を展開しているチェーンのバインミー店。

1店舗しか行ってないけど、GrabやNowなどのデリバリーがひっきりなしにやって来るような宅配に特化した今どきのバインミー屋さん。

メニューもベトナム風ポーク系、BBQポーク系、目玉焼系、シューマイ系、魚すり身系とバインミーが7種類。
ベジタリアン用バインミーが10種類で、ベジタリアン御用達とも思えるようなラインナップ。

その他に使用するパンがバンズのハンバーガータイプやスパゲッティ。

目玉焼きをメインにジャンボン(Jambon:豚ももハム)を組み合わせて、ソースを変えたメニューや焼マッシュルームバインミーがあって、なかなか現代的。

ここの特徴は値段設定。
バインミーのパンの大きさは全部同じで変わらず、具材の量によって値段が変わるシステム。

たとえばオーソドックスなベトナミーズポークバインミーであれば、具材がパテ、ベトナムポークソーセージ、豚ももハム、キュウリ、ピクルス(なます)ソイソース(ベトナム醤油)、チャーシューソース、エッグバター(バターと刻んだ茹で卵のミックス)唐辛子、パクチー。

具材の量がsmallだと20,000VND、mediumだと25,000VND、largeだと29,000VND。

※写真はMサイズ

値段が具材の種類やパンの大きさではなく、あくまでも中身の量、量、

しかし、この発想はかなり理にかなってると思う。
サックリ軽く食べたいとき、お腹ペコペコでがっつり食べたいとき、
食欲がある時~♪ない時~♪で選べる。

具材の種類を制限されるよりも合理的なのではないかな、とくろまめは感心した。

ただ難を言えばやはりイートインスペース。
狭くて2席しかない。

しかも1席は店員さんが占領しててスマホし放題。
デリバリー員の出入りが多い店頭でおちおちバインミーにかぶりついてもいられまい。。。

 

メニューを見たいひとはコチラ↓
www.vuabanhmi.com/MenuPage

 

パンはややかためだがしっかり温めてくれる
具材は美味しいがパテは好みが別れる(かも)
ボリュームはLサイズが望ましい

※単にパンを温めすぎてパテが溶けている可能性があるのかも。

 

 

カフェタイムついでのバインミー/「ハイランズコーヒー HIGHLANS COFFEE」

たぶんこれ読んでる人、「え?またハイランズ推し?」って思ったかも。

以前の推しカフェ記事で紹介したハイランズコーヒーの各店舗でも漏れなくバインミーが食べられる。

【ぼっちホーチミン探検】 ベトナムはカフェ天国だ ホーチミンのおすすめ&穴場カフェ
いまやブラジルを抜いてコーヒー輸出量が世界一のベトナム。古くからカフェ文化の根付くホーチミンでもプラスチック椅子を並べただけの街角路上カフェから地元カフェや高級そうな洋風カフェもたくさん。まさにカフェ激戦&カフェ天国のホーチミンでおすすめのカフェとまだ紹介されていない穴場カフェ。

本格的なバインミー専門店ではないけど、ベトナムだと路上の街角バインミーだってそこそこ美味しいから、言ってみればオーソドックスなバインミー。

ボリュームはもちろんヒュンホアには負けるし、バインミーの味の決め手であるパテの量も多くない。
でも25,000VND(120円)でカフェがてら味わえるのは試してみても損はないと思う。

ハイランズコーヒーと言えばベトナムで一番店舗数の多いコーヒーチェーンだから、暑い中を遠くまで歩かなくてもバインミー経験値が少々上がる。

あと、なんと言っても店内が涼しい。
カフェ頼んだら、なんか小腹も空いちゃった~の時に便利。

バインミーのパンもちゃんと温めてくれるからね。

ハイランズはどこにでもあるから地図は要らんよね?

 

どこでもバインミーチャレンジ!!!/街角屋台バインミー

さて、ベトナムと言えば街角フーズ。
簡単に言えば屋台だ。
路上にもバインミーはそこらへんじゅうにある。

Bánh mì」

 と書いてある屋台を見つけたならば、お客さんの多そうなところを狙って欲しい。

飲み物が売ってる店の店頭でなければ、必ず近くにドリンク売り屋台もある、ある意味セット。
プラスティック椅子を貸してくれるところだとパンくずも出し放題。

行き交うバイクを眺めながらかぶりつ
ベきつつ、ベトナムらしさを感じるのもよき。

 

 

ホーチミンのバインミーは果たしてどこが一番美味しいか

ベトナム人に聞いても在住日本人に聞いても各店のバインミーを美味しいと言うひともいれば、言うほどでもないという人がいて、実に様々。。

ベトナム人はだいたい「チャーシューのが好き」とか「わたしはシューマイが好き」とか具材自体の好みがはっきりしてて、いつも買う店は家や職場の近くにある。

日本人はどちらかというとタップカムが好き。

パンのパリパリ具合や具材など、ラーメンやカレーと一緒で、バインミーも個人の好みによって評価にはかなりの差が出るな…というのがくろまめの率直な感想。

むしろこだわってほしいのはお店じゃなく、出来立てを食べること。

バインミーは作りたてが命。

具材の汁けがパンに移ってしまったら、せっかくのパリふわフランスパンも台無し。
そして何よりもパンくずが地獄のように出るから、できれば家では食べたくないというのも本音ww(アリに急襲される)

そういう意味ではくろまめはベトナムらしい雰囲気のお店の中で、座って食べられて、ジュースも美味しいニューラン優先かも。
叶うならヒュンホアのパリパリふわふわのパンにニューランの具材よね…(´艸`*)

辛いのが苦手なひとはバインミー注文時に「No chili!!!」と言う事を忘れずにね。
唐辛子が一度入ると、その周辺も辛くなるから、パリパリで傷ついた口角が地獄を見るよ…。

 

さぁ、除菌ティッシュを携えてバインミーを食べに行こうぜ!

いや、痩せてからか…

 

ごきげんよう。
くろまめ

 

たらふく寿司を食べたいくろまめに愛の手を。
ポッチリね。

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ま、バインミーだって美味しいけどね。
ポチっとね。

 

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