ベトナムの生活騒音問題 活動時間の朝6時から夜10時はどんな音でもOK?

ベトナム生活

しんちゃお。
1月9日(土)ただいま外気温31℃、週末はここ10年来初の最低気温18℃予想だったはず…そんな気配がこれっぽっちも感じられない熱々ベトナムからくろまめです。
熱帯の天気予報はあてにならんってホント…

北部のハノイにはちゃんと四季があって冬場は7~8℃になることもあるんだって。
住みたくねぇ…その気温の中、バイクで風切って走るとか恐怖よね。

母の病院に付き添いのために朝晩毎日往復20km以上も、人から譲り受けた50㏄で走ってたあの冬を思い出すよ…

 

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ベトナムの生活騒音問題

生きていれば避けて通れない騒音問題。
東南アジアときたら特に…

世の中にはいろいろな種類の騒音が存在しますね。

ベトナムだと川べりのボーリングの音。
実はいまこの時間帯(午前0:30)でもドッガーン!!!と響いてくる。
やめなはれ。赤ちゃん泣き出すわ。

ニワトリの鳴く声もけっこう大きいww

早朝から集まり出すスケボーキッズたちのターンの音
バッカン!!!バッカン!!!
ターンできたからって、どないなるっちゅうねん!

ベトナムは交通量だってシンガポールやタイ以上に半端なく多い。
車のクラクションももはや笑えるくらい遠慮も何にもねぇ。

そんな騒音に慣れてきているはずの自分ですら、今なう頭を抱える生活騒音問題について本日はじっくり解説します。(?)

序章 我が家の上階にピアノがやってきた。

さて、遡ること5か月前。
暑いさなかのことでした。(万年暑いが)

くろまめ家の上階に住むベトナム人のお宅に重々しい音とともにピアノが搬入された。

そうです。
そのとおりです。
外国人が住むようなマンションを購入して住むようなベトナム人だとかなりのお金持ちですからね。
ベトナムでは超高価なピアノだってなんのことはない、ちょちょいのチョイで買えちゃいます。

ベトナムには日本人の想像の斜め上をいくようなお金持ちがたくさん存在します。
高級車を何台も持ち、クルーザーを持ち、コロナ禍の中、娘のヨーロッパからの帰国のためにプライベートジェットをチャーターしちゃうような突き抜けた大金持ちも存在するのです。
そこまでのセレブはこのマンションに住むわけないよ…笑。

そして上階さんは今日も元気です。

最初は1本指打法だったピアノの練習。
おぼつかないながらもこの頃は両手を使うようになってきました。
3ヶ月以上続いたくろまめにとってはアンハッピーなハッピーバースデイ♪ともやっとお別れ。
ジングルベルとエリーゼのために
無事に聞こえなくなってほっとひと安心。

(毎回同じところで間違えてるやんか。)
(個人レッスンつけたれや!)
と心の中で叫んでいたのはここだけのヒミツです。

 

本当に困った音はピアノ演奏じゃない。

しかし、この5か月の間、くろまめを悩ませ続けたのは時間外のピアノ演奏だけではありません。

むしろ下手くそな演奏よりも、一番心臓がバクつくのが演奏前後にピアノ椅子を思いっきり引きずり回す

キーキーギーッ

これが黒板をこする音×100万倍怖い音。
思わず鳥肌が立つほど不快。

ぎゃあ、やめてぇ。
この不快なキーキーギーッはピアノを弾き始める早朝から22時過ぎまで断続的に続くわけであります。

多分、ここまで読んだ人は思ったことでしょう。
マンション受付に苦情を申し出ればいいじゃないかと。
たしか警備員も受付も常駐してるんだったよね、と。

おっしゃる通りです。

 

もともと生活騒音はあった。しかしそれだって次第にあきらめるもの

それではことの経緯をピアノが搬入された日からさかのぼってみましょう。

それまでは子供たちの走り回るドタバタ音やお父さんが午前1時ころまで歩き回る踵落としのような音。
隣に引越して来たインド人は寝室に入っても夜中2時ころまでエンドレスで話し続けます。
(インド人はたいがいエンドレス)
向かいの家は小学校高学年の男の子が朝から晩まで大声で叫んでる。
斜め向かいはオフィスとして使ってるようで時々ドアを全開でパーティ。

まいる…

しかしここは日本ではない。
オットも帰国前に何度か警備にもお願いしてはいたけど、そこは音に敏感ではない国民性のベトナム人。
たぶん言ったところで残念ながら「糠に釘」

そこにさらにピアノが搬入されるという出来事。

とほほ、今度はどんな騒音に悩まされるんだろう。

 

 

ピアノ搬入の音で目覚めた8月の朝

それは8月初旬の土曜日の朝のこと。
ガタンガタンと響く大きな音で目が覚めたら、なにか重量のあるものが我が家の天井の上を動かされていく。

すごーく嫌な予感がしました。

 

活動時間は朝6時から夜10時

そうです。
ご存じないかもしれませんがベトナム人は異常なほど朝が早い。
上階は朝5時ころから物音がします。
かといって夜も早くはない。
まだお昼寝文化も残っています。

アクティブタイムは朝6時から22時までだということです。
なので多くの企業の始業時間も日本の9時より1時間早い8時から。
以前くろまめが応募した金融会社は始業時間がなんと7時でした。(落ちたけどもね)

そして翌日からは一本指打法演奏は始まりました。
始まった時間はなんと早朝5時

ハツ?!!!

上を見上げてなんじゃこりゃ!!!
ぽっかーん!

くろまめはパジャマのまま、エレベーターに乗って受付に行き、受付嬢に「ちょ、この時間にピアノ弾くとかあり?」
手入れしてない畑並みに髪の毛が跳ね上がったおばさんが寝乱れた姿のままやって来て、新人受付嬢はさぞかしびっくりしたことでしょう。
「ちょ!びっくりして起きたんだけど!」と訴えるくろまめに「oh!それは大きな問題ね!」と苦笑しながらセキュリティに連絡、上階に電話をしてくれると約束してくれました。

ところがその翌日も今度は30分遅い5時半から一本指演奏スタート。

ハツ?!!!

なんじゃこりゃ!!!
ぽっかーん!

くろまめは再び受付で「自分は家で深夜までライティングしていて朝5時半はない。
せめて8時ころからにしてくれとお願いして欲しい。」

シンガポールではアクティブタイムは9時から21時。
休日の騒音は厳に禁止されているため、土日祝日はの引越しすら禁止されています。

ところがその日の受付男子は
「ベトナムの活動時間は朝6時から22時までだから無理」とけんもほろろに断ってきました。
いや今まだ6時にすらなってねえし。

※これは後日ベトナム人のチャンさんに聞いたところ「活動時間と言っても朝6時は健康のために外で運動をする時間であって、集合住宅で楽器を演奏する時間ではない。かなり非常識だ。」とくろまめのために憤ってくれました。(やっぱり女神なチャンさん)

 

☟女神のチャンさんに出会ったいきさつはコチラ

ベトナムのマンション家賃を半分にしよう。ぼっち家探しで女神に出会ってしまった。(1)
突然の連絡で部屋の契約が残り3週間で切れると知った日、家賃を半分にするためにぼっちでの引越しを決意し、ホーチミンの地元不動産へ連絡すると紹介されたのは日本語ペラペラの女神チャンさんだった。

 

しかも受付男子が言うには
「あなたの上階は70歳のお母さんと息子さんと孫しかいない。ピアノを演奏するような人はいないはずだ。」と

まさかの空耳疑惑?

まだ耳は遠くないはず。

子どもが走る音やバスルームでの嬌声で小学生低学年か年長くらいの男の子と女の子の妹がいるようなことは分かっていたけど、お母さん不在は少し予想外。

「ピアノ演奏するような人はいない!」と断言してくる受付男子に(なにその柔軟性ゼロの思考?70歳ならピアノ弾かないってか?男性ならピアノ弾かないってか?)
「すぐ上の階の部屋に間違いないよ」
「じゃあ一緒に行って確かめましょうかっ!」と相手はあくまでも強気。

その後の生活を考えると直接対決は望まなかったけど「わかったよ」と一緒のエレベーターに乗って上階に。
しかしそのときすでに学校への送迎のために出かけた後。
インターホンには誰も反応せず、二人で受付へ戻ることに。

なんかぁ、すごく疲れるんですけど~

エージェントからマンション警備へ苦情申し入れ。

オットの助言どおり、我が家の担当エージェントであるデヴィッドにはこの時の状況を知らせた。
デヴィッドはいつも通り誠実で親身に対応してくれた。

すぐに受付にも電話してくれて「ミズくろまめは家で仕事をしてる人だから早朝は勘弁してやってね」と言ってくれたようだった。(仕事…汗)

翌日からはさすがに朝5時はなかったけど、6時過ぎにキーキーギーッ
そのあとに断続的に続くピアノ演奏。

平日は昼間の演奏はないのでピアノを演奏しているのは子供たちのパパ。
休日は朝昼晩、時間は問わず。

しかし鳥の声で目覚めるのならともかくも

キーキーギーッ音で目覚めるのはいかにも心臓に悪い。

不快音で起こされることが続くと、意識しないようにしていても精神的に追い詰められるよな気がしてくる。
くろまめの片頭痛は悪化。
あきらかに片頭痛薬を使う階数が増えて、日本に置いておいた緊急用の処方薬を送ってもらうことに。

デヴィッドからは「ミズくろまめ、朝は早くとも8時から夜は遅くても22時までと受付も警備も約束してくれたけど、騒音はそのときが勝負だからね。黙してちゃダメ。
騒音に気づいたとき、すぐに受付に苦情入れてね。」と念押しされることに。

誠実なエージェントってありがたい。。。

 

苦情は音が出てるリアルタイムが鍵?しかしどこにもいない警備員

しかしそれからも朝の不快音+ピアノに加えて、22時半過ぎから全力演奏。
さすがにアクティブタイム過ぎてる…やれやれ。

リアルタイムで受付に申告せよと言われたからには…とパジャマの上にカーディガンを羽織り、エレベーターに乗ってまたも受付に。
自分、もはやパジャマ党になってる。

ところがそこはもぬけの殻。受付嬢どころか警備員もいない。
ひとっこ一人いない。
ここは24時間体制のはずじゃあ?

受付スタッフどころか警備員(受付)警備員(玄関)もいない。
1階に3つあるロビーを全部回っても、さらにマンションの玄関から外を探し回っても誰もみつけられない。
タクシーで帰ってきた酔っ払いにエレベーターで臭い息を吹きかけられ、空振りのままボーゼンと部屋に戻ることに。

なんやねん、リアルタイムにいないやんか。

なにか危険なことが起きたとしても警備を頼れる気がしない。

その日は結局23時半ころまで演奏は続いたのでした。

翌日受付の前を通った時に念のため昨夜の出来事を報告。
「リアルタイムに言ってよ!」という反抗的な受付男子に
「リアルタイムにスタッフはどこに行ってたの?」と反抗的に返すくろまめ。www

第二次反抗期に突入しました。

そこからはもたびたび22時過ぎの不快音とピアノ演奏があって、言われたとおりに受付に行ったけど、結局前回と同じく訴えるべき相手が居ないという空振りの繰り返し。

 

もうええか。

 

英語で文句を言うならなるべく大きな声で?

騒音はその時に言えって!?
言うべき相手がいやしない!!!しかもこの不快音が分からないとは!

ん?そうか!
聞いたことがないなら、録音しちゃう???
(気づくの遅っ!!)

不快音が1日に数十回続いたある日。ボイスレコーダーをonにしたままにしておいたら
キーキーギーッ連発

翌日、録音したスマホを持って受付に。
この日もなぜかまた新人受付嬢。。。
「この音聞いて欲しいんだけど」
スマホの向けて不快音を聞かせる。

受付嬢は「うわっ!!!」顔をゆがめて

「なにこれ!!!」

いや、今まで何度も言ってますやん。。。

受付嬢→横にいた警備員に「部屋に電話して注意して!」
制服警備員はくろまめをじろっと見ながら受付嬢に

「◎◎階◎ユニットはオーナーやぞ、そっちはオーナーか?」

彼はくろまめの顔を見ることもなく
「テナント(店子)からオーナーへのクレーム?受けないよ!
向こうはオーナーなんだから」

 

 

かっちーん……

へぇ、そうでっか。

堪忍袋の緒がぷつっと切れたよね。

さて奥さん、くろまめはいったいどうなったのでしょうか。

1.号泣する
2.叫ぶ
3.英語がペラペラになる

はい、正解は3です。笑

「へえ?あなた名前を教えてもらえる?ちょっとこの録音聞いてもらえるかな?」
「騒音問題にオーナーかテナントかのグレードがあるという事なの?」
「だったら私もオーナーに連絡して、あなたに直接苦情を入れてもらうことにするわ。」
「ねえあなたの名前を私に教えてちょうだい。」

受付嬢が英語をベトナム語にして警備員に伝える。
「いやムリ…」名札を隠そうとする。

「あのね、私はテナントだけど、それが何???」
「ここを維持するためのマネジメントフィーは上階の人と同じだけ払ってるのよ!!!」

あたまに血が上ってなぜか英語がすらすらと口から出てくる不思議。

世界三大七不思議?

警備員はそのあとひと言も言い返さなかった。
翌日からなぜか彼はくろまめの姿を認めると軽く会釈するようになった。

部屋に戻ってすぐさまオットとデヴィッドとのグループチャットに事の顛末とともに録音ファイルを添付して送っておいた。
普段めったに怒ることの無い温厚オットは録音を聞いたようで
「これは…訴訟案件のひどい音!!!警備は理不尽だ。」

そうしてオットからエージェントへ
「こんな理不尽な話がない!」と追加メッセージをしてくれた。

エージェントは騒音に驚き、受付にすぐさま電話「あなたたちの言ったことは理不尽」
同時にマンションアプリの掲示板にもこの騒音問題を提起してくれたという。

しかし彼はわたしに「ミズくろまめ、ひどい目にあってるね、同情する。でも騒音はリアルタイムでしか注意できない。だからこれからはリアルタイムで受付に申し出てね。」

「今後もできるだけ対処するけど、もともとベトナム人は音に配慮できないから許してね。」と言うことも忘れなかった。

デヴィッドはベトナム人だけど、外国人顧客も多く抱えるのでこういう問題は多いのだと言った。

しかし記事を書いている今なう22:10もキーキーギーッ音のあと、
ポロリン♪ポロリン♪と様子を伺いつつ弾き始める上階。笑

 

結局、自分の思考を変えるしかない。

結局何をどうな方法で訴えようと国民性は変えることはできないのだ。
今後もあまり期待は持てそうもない。
少なくとも5時の騒音がなくなったのは助かった。

無駄ではなかったけど、苦情を訴え続けるのもエネルギーが必要だ。

相手を変える前に自分の思考を変えるほうがいいのだ。

これからは不快音のありそうな日(予測できない!)はGrab Bikeにでも乗って街に出かけるのだ。
リーズナブルなホーチミンの美術館や博物館へ出かけ、コロナで引きこもりだった生活を脱する方が良い。

わたしたち外国人は結局ベトナムに住まわせてもらってる身でしかない。

人を変えるよりも思考を変える?
柄にもなく達観しちゃったよね。

騒音で知る我が身、くろまめは着実に仏の道へ向か…

 

ごきげんよう!

 

くろまめ

目は悪いけど残念ながら耳はいいのよ。
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くろまめも何か楽器で対応しなはれ!!!
ポッチリね♡

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