【ぼっちホーチミン悲劇】盗難?紛失?衝撃!スマホが突然消えた日inベトナム

ベトナム生活

しんちゃお。
室温32℃で目が冷める滝汗地獄のベトナムからからくろまめです。
電気代は日本並みに高いよベトナム……

 

さて。
くろまめのスマホが先日突如として無くなりました。
平然と言ってるようで心は大波小波さざ波高潮です。
掏られたのか落としたのか、未だにさっぱりわからないのです。

スマホ1台にがっつり頼りきりのエブリデイ。
家の電話回線なし、公衆電話なしの海外ひとりぼっち生活。
スマホが突然無くなると、いったいどうなることが起きるのでしょう。

アップルストアのある日本いいなぁ。
パニックぶるぶるの悲劇。

とにかく見つけなきゃ!

身の危険を感じるほどの暑い昼下がり。
首から汗をぽとぽと落としながら、歩道に這いつくばって探しました。

あのときの焦りとじんわり忍び寄る恐怖。

 

↓このころはスマホを使ってバスに乗ってたよ…
悠長だったわ(泣)

【ホーチミンぼっち探検】乗車拒否?難易度高!ホーチミンの路線バス
トナム人ですら難易度が高いと言うホーチミンの路線バス。バス停までGrab Bikeを使い、アプリを駆使して10キロ離れた場所まで乗ってみた。目印がないバス停、乗車拒否。ベトナム人おじさんたちの助けを得てやっと乗れた達成感がすごい。

 

 

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【ぼっちホーチミン悲劇】盗難?紛失?衝撃!スマホが突然消えた日inベトナム

PHSから始まったくろまめの長い長いマイ電話生活のなかで、初めての「電話がなくなった日」
チェーン店のカフェで1時間ほど涼んだあと、バス停へ向かっていたときに突然スマホが消えた。


どうして?なんで?
ちょっと意味わかんない。

スリに遭ったの?
それとも自分がスマホを落としたの?

5日経った今もまだわからない。
それを考えたらモヤモヤが止まらない。
理由がわからないとモヤモヤが止まらないものなのね、ひとって。

 

どこいった?スマホが無くなった状況

午前中に用事があって出かけて、帰りに市場に立ち寄って買物を済ませた。
ちょうど昼過ぎの一番暑い時間帯。
大通りに出るまでに30分ほど歩いたら軽く限界がきた。涼もうと思い入ったのは大型チェーンのお手軽カフェ。


休んだ後にバス停へ向かう。
歩道にびっしりと置かれたバイクを避けながら車道寄りの端っこを歩く。
障害物が多すぎるベトナムの歩道。端っこにはところどころ街路樹があって通ることができない。歩道側を歩いたり、ところどころクラクションを鳴らされながら車道を歩いた。

 

その時の持ち物は斜め掛けした貴重品入れの薄いサコッシュ。その上、左肩にきっちりハマる浅めのトートバッグと市場で買物したブツが入った黒いビニール袋。

街路樹を避けて歩いていた時に向かい側から若い2人組の男性がぶつかってきた。
トートに入っていたパーカーが飛び出して前のほうへずり落ちそうになった。
パーカーを地面に落とさないように取り出し、手に持ったまま歩き続けた。

バス停に気づかずに通り越したことに気づいた。セオム(バイクタクシー)のおじさんがしきりに話しかけてくる。暑さが戻ってきて手に持ったパーカーをあたまに被って逆方向に戻った。

もう一度バス停の位置をスマホアプリで確認しよう。
ごそごそサコッシュを探ったら厚みがない。
歩道の端に寄ってトートの中に手を入れてスマホを探す。

え?

無い?

スマホが無い?

え?

うそでしょ?

 

 

探しに探して、そして探した。

ポケットを探しても無い。
黒いビニール袋の中にもあるわけ無い。

……。

あたまが真っ白になってぼーっとした。(ように思う)
ハッと現実に引き戻されて慌ててカフェに戻った。

座っていた2階の席に戻るまえにカウンターにいる店員さんに「スマホを探してます!」と言った。

すぐに2階に上がって椅子やテーブルの周辺を探した。

無い。

無い。

どこにも無い。


至近距離の隣に座っていたベトナム人男性が不思議そうにこちらを見てくる。
しばらく探していたら勉強する手をとめて「どうしたの?」
偶然英語が話せる男性(thinhさん)で「忘れ物は無かったよ」と言いながら自分の椅子の下もかがんで見てくれた。

 

 

無い。。。

直前までバスの路線検索していた。飲み終わったプラスチックカップ捨てて階段を降りた。その前はスマホをどこにしまっていたんだろう…サコッシュに入れたと思っていたけど。

その後も外に出て歩道や車道を飽きるほど見て回った。
血眼。

文字通り目から血が出るんじゃないかってくらい探し回った。
もうそのときは灼熱の日焼けにもためらうことなく、一心不乱に隅々まで見て回った。


カフェにも何度も戻った。

 

若い男性2人組がぶつかってきたタイミング?
パーカーを取り出したときに落とした?
それともサコッシュに入れたつもりで入ってなかった?

落とした音や衝撃には気づかなかったけど、忘れた可能性もゼロではない。

何度記憶をたどっても、堂々巡りだった。
まったくわからなった。

動揺しているためか、どこにどんなふうにしまったのかすらはっきりとは思い出せない。

 

ベトナムでなくしたスマホは戻ってこない。

最後にもう一度カフェに戻り、詳しく事情を話した。
店員さんと隣の男性(thinhさん)は「一度無くなったら間違いなく戻っては来ない、ここはベトナムだから」と言いながらも電話をしてくれた。


その時はすでに「この番号にはお繋ぎできません(ベトナム語)」とアナウンスが流れていた。

thinhさん「すでにSIMカードも抜かれてしまったようだね」「すぐに転売されたと思う」
まめ「警察は?」
thinhさん「無理…探してくれないし、届くこともない」首をふる。


カフェの店員さんも全員「ベトナムではもう探す方法はない」「いちおう見つかったら取り置くけどね」との返事。


たしかにそれは分かってはいた。
ベトナムに住んでから目の前でスマホがひったくられるのも何度か目にしたし、SIMフリーのスマホはカードを抜いてしまえば転売しやすい。

特にiPhoneはベトナムでは貴重だ。
その時のこともすでに思い出せないけど、あたまが真っ白で何も考えられなかった。

ただただボーゼンとしてただけだったと思う。

 

スマホが使えないと困るのは誰とも連絡がつかないこと。

スマホが使えないと

誰の電話番号もわからない(連絡先機能)

・誰とも連絡がつかない繋がらない(SMS・LINE・What’sApp・WeChat・Messenger・IP電話アプリ…)

・路線を調べられないのでバスに乗ることができない

・Grab TaxiもGrab Bikeも利用できない

 

それらに加えて

・ちょうど住んでる部屋の賃貸契約の交渉大詰になっている。

・賃貸の部屋探しメールも数社送ってある。

・オットからの連絡は1日数回定期的にある

 

脳みそに入らないすべての機能をスマホに頼ってる。

そのうえ、スマホカバーの中にはカードキーが入っていたので、アパートに入ることができない。
財布を忘れた時用の現金が50万ドン(2,500円ほど)も入っている。

あたま痛い。

痛すぎ…

定期的なメッセージにずっと既読がつかないとしたらオットはどれほど心配するだろうか。

 

 

 

無くなった現実を受け入れて、そのあとにできることを考えてみた。

スマホは手元になく、戻ってくる可能性もないいま、最初になにをすべきなんだろう。

日差しを浴びながらぼんやりしたあたまで

選択肢を並べた。

 

・タクシーを拾って家に帰る(家までのタクシー代くらいはある)
・友人の家に行く(しかし住所がわからないうえに電話番号すらわからない)
・手あたり次第に知人を訪ね歩く(だ、だれ?)
・携帯電話ショップを探して何か通信できるものを買う(どうやって探す?)
・あきらめて泣く

 

このときは最後の項目しか選択肢がないように思った。

じんわり絶望が押し寄せてくる。

家族と離れてひとりになって1年2ヶ月

 

海外ひとりぼっちってこういうことか。
けっこうつらいな…

 

 

へんがっぷらい…(また会いましょう…会えるかな)
くろまめ。゚( இ‸இ゚)゚

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背中じゃないのか…

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