【ぼっちホーチミン】社会隔離をさらに強化スーパーから野菜が消えた日

しんちゃお。
雨季なのにさっぱり雨の降らないホーチミン。
洗濯機置き場がちょうど40℃。ふと、これならヨーグルトメーカーがなくてもヨーグルトができるんじゃね？と思い立ち作ってみたらば、いつになく涼しいホーチミンからくろまめです。

もしやくろまめ、ただ牛乳を腐らすだけなのか？？？まいる…

さて過日は鼻の穴をおっぴろげてのホーチミンシティPCR一斉検査を受けましたけれども。
ついにその結果……ぜんぜん来ない。ほんとに来ない。うんともすんとも言ってこない。
来ないということは陰性なんでしょうよね。陽性ならすっ飛んでくるはずだもんね。

だけどそこはやはり一斉検査の恐ろしさ。
日系の工場で集団感染発覚からの3,000人そのまま工場に閉じ込め隔離。
ニュースサイトで見たら工場の敷地内や駐車場にはカラフルなテントの山、山。
赤のテント、黄色のテント、青のテント、緑のテントから迷彩のテントまで。
どこまでいってもテントテントテントテントテン。もはや壮観～！

集団感染が出たのなら少なくともこのまま2～3週間は閉じ込められたままだよね？辛すぎ～。
テントの中、暑いだろうなぁ、眠れないよなぁ、腰痛いだろうなぁ。
自分がこの工場で働いてたとしたら…ぶるる想像するだけで泣けてくる。洋服とかどうしてるの？
え？ちゃんと洗濯してるﾜ…。

しかし不謹慎だけど、（よくもこんなにカラフルなテントを3,000張りも用意できたわね）と思った。この備えがなかった工場は従業員が床にそのまま寝泊りしていたという…。むごい。

※写真はニュースサイトDAN TRIからお借りしました。

そしてなにやら昨日あたりからアパートが騒がしい。
ひとの出入りが多いような気がする。なんか不穏な空気。
とうとう感染者でも出たか！と思っていたら、廊下を歩く人々がなぜかすごい大荷物。インターフォンを使ってガン見してたら、え、買い出しなの？

ああ、うすうすは気づいていた。
これだけ感染者が激増したら、また何かさらに強硬な対策が打ち出されるだろうと。

ぼちぼちと「明日くらいからスーパーが閉まるのでは？」とか、「もしかしてデリバリーも停止になるかも？」という噂もあった。ふーん、おいらにはあんまり関係の無い話だわな。
毎日、冷凍庫の中身をちまちまと出しては細々とした食事を作って食べてる生活で、札幌の友人が定期的に送ってくれる「がまん手当」なる糖質オフ食糧のおかげでだいぶ痩せた。デリバリーにもほとんど縁がない黄金倹約生活で、さらに先週は3日目のスープでお腹がいたくなって目標体重と体脂肪率もクリアした。不健康！笑

明らかにタンパク質不足を自覚した本日は何の気なしに午後からスーパー行った。

すると入口付近のデリバリースペースには荷物が山積みでプチパニック。

そしてスーパーの中へ入っていくといつもはたっぷり過ぎるほどある野菜果物が無い？

え…無い…え？生鮮品が何も無い……？

こんな光景。
未だ見たことない。

野菜ゼロ？棚がカラ？
さつまいもが野菜だと言い張る人がいたら端っこにわずかに残っていましたけどもね。

ついでに言うと魚も無ければ肉も無い。
いつもはぎうぎうに詰まっている冷凍食品棚にもほとんど食品無し。
なにこの珍百景！ぷ。

スーパーにして生鮮品が無いという珍現象ですよ。タンパク質…完全に出遅れ感すごい。
余裕ぶちかましすぎたみたい。

でも乾麺、調味料、洗剤類の在庫は潤沢で補充もしてた。
トイレロールが2個しか残っていなかったことを思い出し…10個入りがゲットできた。この紙を忘れたらえらいことだった。それでなくても汚水管の細いベトナムで溶けない紙を使った日にはどないなことになるか…。

野菜はすでに流通が止まっていた模様。
野菜仲買業者からの感染により各所の市場でも集団感染が起きて市内全部の市場が閉鎖された。野菜の値段が急に３～4倍になったとか。
近くのコンビニにも野菜は無し。食品が全般的に品薄。

そうか…野菜不足か…。
ホーチミン市内で脚気のひとが爆増しなければいいが。
自分も脚気の心配しておこうと思ったら我が家の青汁在庫切れ…（泣）

そしていま入ってきたニュースは近隣の棟がすでに2つ封鎖されたとの情報。
しかも1棟は去年も隔離封鎖されてた。
そこにはエージェントのデビッドが住んでいる…。後日、差し入れしとくか。。。
容赦なくじわじわと忍び寄るこの速攻封鎖閉じ込め作戦。

ベトナム人からは夕方にメッセージ「まめちゃん、あしたもっとろっくだうんするのきまったから、ぎんこうも、もしも（もしかしたら）しまるかも（だ）ね、から、おかねGETしなければ、いいよ。」

？？？え？どっち？
うん、なんとなくわかった！